家の近くのむし探検 イダテンチャタテほか
家の近くのむし探検 第346弾
10月30日は以前通っていた公園に行ってみました。でも、この日は木枯らし1号がやって来た日で、寒さはそれほどでもなかったのですが、ともかく風が強くて強くって、カメラをじっと持っていることさえ困難な状態。
こんな日には虫はいませんね。歩き回ってやっと桜の木に幹にイダテンチャタテの幼虫を見つけました。数はたくさん。でも、数枚撮っただけで、風の少なそうな河原に行ってみました。
途中、いつも見ているタカサゴユリの実を見てみました。やはりワタアブラムシかなと思われるアブラムシがいっぱいいました。(追記2017/11/14:通りすがりさんから、「ユリのアブラムシって、イマイチよく分からないですよね。」というコメントをいただきました。ワタアブラムシ、やはり違うかなぁ。図鑑には尾片が淡色と書かれていたので気になってはいたのですが・・・)
脱皮殻になったマミーもありました。中に何か入っている感じです。
こんな芋虫もいました。近くに卵みたいなものも見られます。アブラムシの近くはドラマがいっぱいありそう。(追記2017/11/14:通りすがりさんから、「このアブラムシを調べるよりも、ヒラタアブの幼虫と卵を育てた方が面白いかも?よく見るド普通種っぽいですけどね。」というコメントをいただきました。このイモムシ、ヒラタアブの幼虫ですか。びっくりです。ネットで調べてみると、いっぱい写真が出てきました。「日本産幼虫図鑑」で見ると、クロヒラタアブが似ているみたいです。よく分かりませんが・・・。文献を見ると、アブラムシの天敵として知られていて、1日30匹くらいアブラムシを食べるとか、アブラムシの密度に応じて卵を産むので1コロニーあたり、1~2匹程度しかいないとか、クロヒラタアブは4種以上のアブラムシを食する広食性だとか、面白そうな話が載っていました。今度、じっくり観察してみます。どうも有難うございました)
河原に行ったらヒメジョオンの花を覗いて回ります。これはたぶん、ウスモンミドリカスミカメ。
このハナアブは一瞬止まっただけなので、ピントもうまく合いませんでした。腹の模様は以前調べたケヒラタアブらしき個体に似ている感じです。よくは分かりませんが・・・。
こんなハエもいました。M1脈が曲がっていますが、イエバエ科みたいな感じです。
これは帰る途中で見つけました。ヌマミズキ科のカンレンボクというようです。植えてあるのかな。
最後はマンションの壁にいたヒメクダマキモドキでした。1時間半歩いて虫はこれだけだから少ないですね。
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