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家の近くのむし探検 カメムシ、甲虫、花

家の近くのむし探検 第339弾

急に寒くなって、天気も悪くなりました。それで、最近はあまり虫探しをしていません。今回は10月10日に家の近くの国道沿いの茂みで探した虫です。これ以降、虫探しをしていないのでそろそろ行かなくては。





今日はまずカメムシです。これはクサギカメムシの幼虫です。両方とも前翅包が見えているので、4齢かなと思います。



こちらは前翅包がもっと伸びています。たぶん、5齢ですね。



で、これは成虫。この間はチャバネアオカメムシらしい幼虫がたくさん見られましたが、今回はクサギカメムシでした。



そのチャバネアオカメムシもいましたが、何となく全体が茶色がかっています。確か、体色変化と幼若ホルモンとの関係を書いた文献があったような・・・。ちょっと調べてみます。

追記2017/10/18:体色変化について少し調べてみました。次の論文に少し載っていました。

小滝豊美、八木繁実、「チャバネアオカメムシの休眠発育と体色の変化」、日本応用動物昆虫学会誌 31, 285 (1987).(ここからダウンロードできます)

この論文の内容は以下のようなものです。チャバネアオカメムシは秋、寄生場所から越冬場所に移動しますが、その際、緑色だった体色が褐色に変化します。同様の変化は光周期を変えても実現します。つまり、長日条件(明15時間、暗9時間)から短日条件(明12時間、暗12時間)に変化させると、摂食、飛翔、交尾、産卵などを止めてしまう休眠状態に入り、体色も緑色から褐色に変化します。従って、休眠と体色変化には深い関係がありそうです。成虫の休眠については幼若ホルモンが作用しているということが知られていますが、体色変化についてはよく分かっていないようです。学会発表の予稿を見ると、休眠と体色変化では光周期に対する応答が異なるという発表や、休眠には幼若ホルモン以外のものも働いているという発表があったりして混沌としています。最近の論文が見つかっていないので何とも言えないのですが・・・




こちらはウズラカメムシ。これはマンションの廊下ではほとんど見ていません。





オオメナガカメムシらしいのが2匹いました。共に花に来ていました。「原色日本カメムシ図鑑第3巻」を見ると、同じような色合いだとオオメナガカメムシの他に、ツマジロオオメナガカメムシというのがいます。ただ、分布が南西諸島なのと、前胸背の側方と後縁が淡色だというので、これはオオメナガカメムシでOKでしょう。



後は帰りにマンションの廊下で見たものです。これはマルカメムシ。いつもは撮らないのですが、今日はパチリ。



この日はマツヘリカメムシもたくさんいました。



時間は前後しますが、これはアオバハゴロモ。今頃、結構見ます。



甲虫ではこんなのがいました。アリみたいに葉上を素早く動き回っています。ホソクビアリモドキだと思います。昨年と今年で計5回見ました。



それにクロウリハムシ



花もついでに撮っておきました。これはヨメナだと思っている花です。よく似たノコンギクとは冠毛を見ると分かります。



こんな感じで冠毛はほとんど目立ちません。したがって、ヨメナでいいのかな。



最後はヤブマメ。まだまだ虫はいたのですが、次回に回します。
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信州の案山子と申します。自然大好きのブロガーです。
自宅の庭に来ているアブを調べるうちにたどり付きました。
キタヒメヒラタアブかと思っていたものがミナミヒメヒラタアブだと知って自分の図鑑が古いと気が付きました。
わからない昆虫も多くこれからお世話になるかと思います。
お気に入りにさせて頂きました。よろしくお願い致します。

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信州の案山子さん、初めまして。
素人が四苦八苦しながら虫を調べています。こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
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