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廊下のむし探検 ツマグロキゲンセイほか

廊下のむし探検 第128弾

昨日の「廊下のむし探検」の蛾以外編です。この日は大きな虫はいなかったのですが、その代わりに、ちょっと変わった甲虫がいました。



以前、キイロゲンセイという甲虫がいましたが、今回のは翅の先端が黒いので、ツマグロキゲンセイだと思います。ゲンセイは中国語の「芫菁」の日本語読みからきていると、キイロゲンセイのところで以前書きました。今回のゲンセイもキイロゲンセイと同じで、オオハキリバチなどのハチに飛び移り、産卵のときに卵に乗り移るという曲芸をするようです。ネットを探していると、古い文献(1954年)には大阪箕面で見つけたという記事がありましたが、最近は珍しいのだか、よくいるのだか、ネットでの情報が少なくてよく分かりませんでした。





この間見た、ナガニジゴミムシダマシがまたいました。今回は「ニジ(虹)」が分かるようにいろいろな方向から写してみたのですが、内蔵フラッシュをたくとかすかに見える程度で、綺麗には写せません。光の当てる方向を工夫しないといけないのでしょうね。



この甲虫は触角が独特で、それを手がかりに図鑑を探してみました。触角の長さや形がヒゲナガゾウムシ科のヒメセマルヒゲナガゾウムシに似ているのですが、図鑑には稀と書いてあり、あまり自信はありません。



オオゾウムシも地下駐車場の天井の隅にへばりついていました。



フタモンウバタマコメツキはあちこちにいました。ネットで調べると、オオフタモンウバタマコメツキ(フタモンウバタマコメツキ)としているサイトもあります。保育社の日本原色甲虫図鑑にはオオフタモンウバタマコメツキ、学研の生物図鑑昆虫IIにはフタモンウバタマコメツキが出ています。九大の昆虫学データベースには、フタモンウバタマコメツキ(Paracalais larvatus pini)とオオフタモンウバタマコメツキ(Paracalais larvatus larvatus)と別の亜種として記録されていました。オオフタモンは小笠原、沖縄などの南方の島々、フタモンは本州、四国、九州などに分布しているので、分布だけからいえば、フタモンでよいのでしょう。そのほか、ウバタマコメツキやオオウバタマコメツキもいて、名前がややこしいですね。



それに例によって、名前の分からないコメツキです。





アリの仲間もいたのですが、これも名前までは分かりませんでした。

この日は、そのほか、野外で見るような昆虫も来ていました。



翅がだいぶ痛んでいますが、ヒメウラナミジャノメです。



シオカラトンボも外の階段に止まっていました。



コオニヤンマだと思いますが、廊下のすぐ脇のフェンスの手すりに止まっていました。

「廊下のむし探検」は冬場は全く問題ないのですが、夏場は、皆、窓を開け放してあるので、うかつに窓際にいる虫の写真が撮れません。仕方なく、窓とは反対側の壁にいる虫に限っているのですが、お陰で面白い虫の写真をだいぶ逃してしまっています。早く、秋にならないかなと心待ちにしています。

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