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家の近くのむし探検 カメムシ

家の近くのむし探検 第327弾

最近は虫の検索やカメラをいじっている時間が長く、以前撮った虫の名前調べがなかなか進みません。まだ、9月18日分の整理をしています。この日は家の近くの国道沿いで虫を探したのですが、今回はそのうちのカメムシです。







キボシマルウンカです。テントウムシに似ていますが、目がまん丸くて愛嬌があります。それで、ついつい撮影してしまいます。この日は3匹も見ました。過去の記録を見てみると、8月末から10月中旬にかけて見ていました。ちょうど今頃が最盛期かもしれませんね。



それにアミガサハゴロモ。如何にも地味ですね。



こちらはアオバハゴロモです。そういえば、アオバハゴロモで、面白い風景を見かけました。



アオバハゴロモが止まっていたのですが、葉の裏側からアワダチソウグンバイが上がってきたところです。そうしたら、突然にアオバハゴロモがぶるっと翅を震わせました。



びっくりしたのか、グンバイムシは葉裏に逃げ込みました。しばらくして、また、這い上がろうとすると、またまたぶるっとさせます。しばらく見ていたのですが、こんなにらみ合いの状況が変わらないので、その場を去ったのですが、この写真を見ると、あのアオバハゴロモの小さな目で、グンバイムシの動きが分かるのかなぁと思ってしまいました。



こちらはオサヨコバイ





この間見つけたカメムシの卵、まだ健在でした。というか、変わりがないみたいです。卵の周りの突起は受精孔突起 micropylar projectionというのでしたね。この間、その役目を調べて情報が得られなかったのですが、その後も調べていません。でも、気になりますね。



こちらはクサギカメムシ



そして、これはクサギカメムシ5齢幼虫。幼虫と言えど、立派ですね。





これはチャバネアオカメムシ



で、最後はカメムシの幼虫。どこかで見たなと思ったら、3年ほど前にチャバネアオカメムシの5齢幼虫としていたものとよく似た色あいです。でも、この間、チャバネアオカメムシ3齢幼虫とした個体とはまったく色が違います。「図説 カメムシの卵と幼虫」という本には、文献を引用して、「体色には個体変異があり、主として頭部と胸部における黒斑量によって、暗色型が3型に、中間型と淡色型がそれぞれ2型に分けられる」とありました。同様の内容は次の論文にも載っていました。

小田道宏、中西喜徳、「果樹を加害するカメムシ類の成体に関する調査(第5報)チャバネアオカメムシ越冬後成虫の食餌植物における発生」、奈良県農業試験場研究報告 14, 71 (1983). (ここからpdfが直接ダウンロードできます)

この論文では、黒色型1型、中間型と淡緑色型が各2型に分けていました。いずれにしても5齢に関してです。この写真の個体は雰囲気的には4齢、ひょっとしたら3齢かもしれませんが、上の本には、3齢に関して、「体の色彩や色斑には個体変異がある」と書かれていました。これはやはり個体変異なのかもしれません。チャバネアオカメムシについては光周期の変化が5齢幼虫の色を変化させるとか、成虫の越冬型でも色彩変異があるとか、面白い話がいろいろと出ていました。
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