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黒川の花と虫 III

先ほどの続きで、9月13日に川西市黒川で見た虫です。暗い林を抜けると、視界がさっと開けて山里でよく見られるような田んぼが出てきます。



足元にはヤブランが咲いていました。



そして、ヒヨドリバナ。



畑の畔一面に咲いているニラの花の中を探してみました。コハナグモがいました。ニラは栽培種が逃げたものだとばかり思っていたのですが、「野に咲く花」にも、「日本の野生植物」にも、古くから栽培されていて、真の自生なのかどうかは疑わしいという意味のことが書かれていました。「牧野新日本植物図鑑」では、「山野に自生しているのがあるが多くは畑に栽培する・・・」と書かれています。少なくともここのは栽培種が逸出したものでしょうけど・・・。



胸背に独特の模様のあるハエも来ていました。セマダライエバエの仲間です。ヒメかどうか迷うところですが、「日本のイエバエ科」の図版と比べると、ヒメセマダライエバエが似ているようです。





しきりに緑色の子房の部分をなめています。ヤブガラシと同様に、この部分に蜜の出る孔が分布しているのかもしれません。



これもハエですが、これはちょっと分かりません。





キゴシハナアブもやはり子房の部分をなめていました。





花粉だらけになっているハチがいました。花の上をなめるように動き回るツチバチの仲間です。全体が黒で、腹部に黄色の斑紋があるのでキオビツチバチではないかと思います。



これはホソヒメヒラタアブ





これはハナバチの仲間です。翅脈をよく見ると、中脈が湾曲しているので、たぶん、コハナバチ科ですね。さらに、第3亜縁室が狭い感じで、腹部の毛帯が前縁側にあるので、コハナバチ属かもしれません。



こちらはコアオハナムグリ





小さなハエです。何となくCuA+CuP脈とA1脈の延長線が翅縁につく前に交わりそうな感じです。ハナバエの仲間かな。これは花被片をなめていました。



こちらはホソヒラタアブ







そこへひらひらとヒョウモンが飛んできました。裏の模様から、たぶん、オオウラギンスジヒョウモンではないかと思います。黒川では初めて見たのではないかな。



後はイチモンジセセリ。蝶は子房の脇に口吻を入れているようですね。





最後は駐車場に使っている運動場にいたコバネイナゴと、私の車に止まっていたコバネイナゴです。何となく、日陰で虫探しをするより、日の当たる畑の畔で咲くニラの花を見ていた方が楽しそうですね。
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