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家の近くのむし探検 カメムシ

家の近くのむし探検 第320弾

9月8日に家の近くの国道沿いを探して見つけた虫です。ここは日陰になっていて、イタドリがいっぱい咲いているのですが、その葉の上を探すと意外にいろいろな虫がいます。ただ、欠点は車が通るたびに風が起きることですが・・・。今日はその中からカメムシ目です。



まずは出かける前にマンションの廊下で見つけたカスミカメです。これは以前、紹介しました。シダカスミカメ亜科のMansoniella shihfanaeという外来種です。一昨年の9月に初めて見つけてから、かなりの数を見ています。やはり増えているのでしょうね。(追記2018/06/02:立西さんから、「クスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomiという種名で決着しているようです。あちこちで被害木を見かけますね。」というコメントをいただきました。この名で検索すると、「昆虫と自然」2016年の12月号にも載っていたようですね。貴重な情報、どうも有難うございました



これはクサギカメムシの幼虫です。



各部の名称を書き入れてみました。カメムシ科の幼虫の齢の見分け方については以前書いたことがあります。一見すると、後胸背板の幅が中胸背板より少し狭いのと、全体の形から3齢幼虫かなと思ったのですが、気になるのは前翅包みたいな部分です。これがあるとすると、4齢幼虫になるのですが、その辺がよく分かりません。







これは初めて見たカメムシです。腹部末端の形から♀みたいです。「原色日本カメムシ図鑑」の図版で調べてみました。雄なら目立つはさみ状突起があってすぐに分かりそうなのですが、雌は特徴がなくてよく分かりません。それで、イシハラハサミツノカメムシ、ヒメハサミフトカメムシなどの候補が出ました。ところが、2日後、♂が見つかりました(これは今度載せます)。それで、短いハサミ状突起しか持たないことが分かりました。それで、急きょ、検索をしてみることにしました。



これは「原色日本カメムシ図鑑第3巻」に載っているツノカメムシ属の種の検索表から抜粋したものです。検索の結果はフトハサミツノカメムシになったのですが、一応、確かめていきます。①と③は上の写真でも十分に確かめられます。②は前胸背側角先端の色で、検索表には黒色か、赤色のどちらかを選ぶという選択肢しかありません。写真ではどう見ても黄色なので、[ ]の中に書いたように黄色の選択肢も入れてもらうとよいと思いました。④は写真で確かめていきます。



まず、前胸背後側角は白矢印で示すように三角形に突出しています。



腹部結合板の黒色部は見た感じでは、検索表に書いてある1/3よりは小さいと思ったのですが、図のような
場所の幅を測るとぴったり1/3でした。ということで、フトハサミツノカメムシ♀で間違いなさそうです。





そのすぐ近くにあったカメムシの卵です。卵が一つ食い破られたようになっていて、近くをハチがうろうろしています。ひょっとして寄生していたハチが出てきたのかもと思って、しばらく観察してみました。





卵の穴の周りでうろうろしてその中を覗いたりしています。



そのうち、卵の横に入り込んでじっとし始めました。それで、諦めてその場を立ち去りました(実は、2日後も同じ格好でじっとしていました)。



これはたぶん、オサヨコバイだと思います。



最後はよく見るカメムシです。いつものようにホシハラビロヘリカメムシかなと思ったのですが、なんとなく違和感があったので、検索をしてみました。やはりホシハラビロヘリカメムシで間違いなさそうです。カメムシ以外は次回に回します。
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No title

こんばんは。すごい観察ですね!

No title

こんばんは。コメント有難うございます。見様見真似でやっているので、怪しいところが多いです。これからもよろしくお願いします。
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