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家の近くのむし探検 虫いろいろ

家の近くのむし探検 第315弾

8月28日に公園で見た虫の残りです。



今日は見た順です。まずは、マンションの外にいたカゲロウです。雰囲気的には、以前から見ているチラカゲロウ♂の亜成虫です。



こちらはカメムシです。



似た種がいるので横からも撮ってみました。胸部腹面に白い筋が見えているので、たぶん、フタモンホシカメムシだと思われます。



これは台湾で記録されている外来種で、Mansoniella shihfanaeです。詳細は以前書きましたので、そちらをご覧ください。寄生植物はクスノキということです。(追記2018/06/02:立西さんから、「クスベニヒラタカスミカメ Mansoniella cinnamomiという種名で決着しているようです。あちこちで被害木を見かけますね。」というコメントをいただきました。この名で検索すると、「昆虫と自然」2016年の12月号にも載っていたようですね。貴重な情報、どうも有難うございました



次からは公園で写したものです。翅脈からはイエバエ科みたいですが、よく分かりませんと書こうと思ったのですが、単眼三角板がえらく大きく、前縁にまで届いています。たしかこんなハナレメイエバエがいたなと思って、「日本のイエバエ科」の中のハナレメイエバエ亜科の検索表を見てみました。確かに検索表にそういう項目がありました。ほとんど根拠はないのですが、それを選んで、小盾板に4本の強剛毛があるというのを選ぶと、ホソハナレメイエバエ属 Cariceaに到達します。他には「翅は透明」、「後脛節に2本の後背剛毛がある」というのも一致しているようです。種の方は腹板背面の色が分からないので何とも言えませんが、採集すればよかったですね。

追記2017/09/02:写真がはっきりしないのですが、とりあえず、分かるところから刺毛の数を数えてみました。



刺毛の略称は以前、ハエの刺毛の勉強をしたときのものを用いました。これと「日本のイエバエ科」のCaricea属の刺毛と比較してみました(はじめ小盾板端刺毛と思ったのですが、この本に合わせて小盾板亜端刺毛pasと書きました)。ほとんど合っているのですが、dcだけが大きく違います。たいていの種はdc 0+3となっているのですが、この種ではdc 2+3でした。これと同じなのは、C. iyoensisとC. okinawaensisだけでした。後者は分布が沖縄なのですが、前者の分布は四国なので、私の住む近畿でも可能性があります。ただ、この種では3 inclinate oriになっているところが違っていました。まだ、何とも言えません




これはキオビベニヒメシャク



真っ黒いツヤユスリカ♂です。でも、名前は分かりません。



この間も見たツマキシャチホコです。





これはクロフタオビツトガではないかと思います。



それにネコハエトリ。最近、よく見ます。



ヒメバチはほとんど手つかずです。検索をしても亜科どまりなので、どうもやる気が起きません。それでも、翅脈くらいは見ておこうかと思って調べてみました。



とりあえず何とか翅脈が分かりました。赤字は後翅です。とりあえずヒメバチ科であることは確かです。よく見ると、腹部が横から押されてたような形をしています。アメバチ型体型です。さらに、鏡胞に柄があります。そんなところから、以前も調べたチビアメバチ亜科かもしれないなと思ったのですが、これもあまり根拠がありません。



帰りにタカサゴユリにいっぱいアブラムシがついているのを見つけました。





こんなアブラムシです。「日本原色アブラムシ図鑑」によると、ユリ属に来るアブラムシにはギシギシ、ジャガイモヒゲナガ、ニワトコフクレ、ワタがいるそうです。図版と比べてみると、ワタアブラムシが似ている感じですが、「アブラムシ入門図鑑」によると、ワタアブラムシの尾片は淡色というので、ちょっと違う感じです。よく分かりませんね。



蟻が何匹か来ていたので、一緒に写真を撮ったら、どうやらシリアゲアリみたいです。この辺りにいるのはハリブトシリアゲアリなので、それかなぁ。
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