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虫を調べる イトカメムシ

8月8日に家の近くの公園でイトカメムシを捕まえてきました。



イトカメムシはこんな細長いカメムシです。体長は6-6.5mmほど。公園にある植栽のツツジの葉にそれこそ山のようについています。



興味を持ったのはこの3つの突起です。真ん中は小楯板にある垂直の突起で、「原色昆虫大図鑑III」には、「突起を欠き」と書かれ、「日本原色カメムシ図鑑第3巻」では、「ときに見られる」と書かれています。両側の突起は、たぶん、「原色昆虫大図鑑III」に「臭腺開口部は鈎状の突起上に位置する」と書かれているものではないかと思います。

早速、顕微鏡で調べてみました。



まずは頭部と胸部です。小楯板の位置に垂直に立つ突起が見えています。



頭部をさらに拡大してみました。複眼の横の頭頂部が山のように膨れています。複眼の後ろには橙色の単眼が2つ見えています。



触角は変わっています。褐色の軸に溝があって、それに黄色の紐がついているような感じになっています。



これは小楯板の突起を拡大したものです。こんなところに突起があって、何の意味があるのだろう。



次は臭腺開口部と思われる突起です。これは背側から撮ったものです。突起の壁面に皺みたいなものがありますが、先端に穴が開いているわけでもなさそうです。



それで、腹面を斜め横から見てみました。長い口吻が見えています。右側に先ほどの突起が見えています。側面に溝のようなものがあるみたいです。



突起の部分を拡大してみました。基部からずっと溝がついていて、先端は曲がっています。たぶん、これが臭腺開口部なのでしょうね。開いた溝の部分から匂い物質を発散させるのかな。それにしても、こんなに長くする必要があるのだろうか。
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