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廊下のむし探検 また来たヤママユ

廊下のむし探検 第121弾

怖い怖いと思っていると、また、すぐに出会うものです。先日来、大きなヤママユが出て、びくびくしながら写真を撮っていたら、この日はとうとう、私の家の玄関のすぐ横の壁に止まっていました。外に出た途端に見たので、びっくりして息も止まるような感じでした。



とりあえず、できるだけ離れたところから写真を撮って、先を歩いていると、また、掃除のおばさんに会いました。「こんな大きな蛾がいたでしょ。(写真を撮るかもと思って)そのままにしておいてあげたよ。」と。私は、「どうも。でも、大きな蛾は怖いなぁ。」と返事しました。こんなに蛾が怖いのに、どうして蛾の写真を撮り、蛾の標本まで作ったりしたのだろう。この後、外出するときはヤママユのいる場所を避けて階段を登り、上の階から下に降りました。

1階の廊下を歩いていると、突然、鳥が飛び上がり、近くの枝に止まりました。



イソヒヨドリです。イソヒヨドリはこのマンションの近くではよく見かけます。もともと海岸の岩場に生息する鳥なのですが、こんな都会に近いところでもいるのですね。マンションが海岸にある絶壁だとでも思っているのでしょうか。



嘴に何かくわえています。拡大して見ると、昆虫の翅の部分です。奇妙な形の翅で、しかも、翅脈も変わっています。トンボでもないし、ウスバカゲロウでもありません。バッタか何かでしょうか。



廊下の手すりのところに、いつものオオフタモンウバタマコメツキがいました。この日は少しアップで撮影してみました。おとなしそうな目をしています。(追記:オオフタモンウバタマコメツキは南西諸島に分布するので、本州にいるのはフタモンウバタマコメツキの方かなと思いました。)



ついでに壁に止まっていたヒメクロイラガもアップで撮影してみました。顔の前に出ている飾りや目の横に出ている触角などが良く分かりますね。



マダラエグリバも少し拡大してみました。よく見ると綺麗な蛾です。



細かい模様の蛾です。シャクガ科のシロホソスジナミシャクといいます。似た種類もあるのですが、外側にある4本の線が2本ずつまとまって、少し離れているところが他種と異なります。



この間から何度も出ているヨツモンマエジロアオシャクです。白い紋が前翅と後翅にあって、前翅の前縁部が白いのでこんな名前がついているのでしょう。



小さい蛾です。ギンバネヒメシャクといいます。廊下の床に止まっていました。



黄色の点があるので、分かりやすい種です。ヤガ科のキボシアツバです。



黄色の縁毛が目立ちます。キベリトガリメイガといいます。トガリメイガの仲間にもいろいろな種類がありますね。



この蛾が少し手こずりました。パッと見て、ヒトリガ科のホソガの仲間かなと思いました。茶色と薄茶の境目の線はクロスジホソバと似た感じですが、イメージがだいぶ違います。仕方なく、大図鑑の端からずっと見ていきました。そしたら、最後から3ページ目でやっと見つかりました。ニセハマキガ科のカザリニセハマキです。記録を見てみると、これまで、6,8,10月に合計5頭も採集しています。すっかり忘れてしまっていました。



地下駐車場の天井には相変わらずカミキリがやってきています。これはアオスジカミキリです。



これはアオドウガネの仲間でしょうか。



最後にカメムシの仲間で、フタテンカメムシです。このマンションではよく見かけますが、地域によっては少ないところもあるようです。日本のレッドデータ検索システムで調べてみると、茨城県で絶滅危惧I類、島根・千葉県で絶滅危惧II類、岡山・山口・神奈川県で情報不足となっていました。「情報不足」というのは分かりにく用語ですが、絶滅危惧の恐れはあるが、どの分類に入れるか情報が不足しているという意味だそうです。
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