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家の近くのむし探検 クサカゲロウ、甲虫など

家の近くのむし探検 第298弾

朝の続きで、7月24日に公園に行ったときの記録です。



公園に行く前に、マンションの廊下でこんなクサカゲロウを見つけました。何となく白っぽく、翅に黒い横脈があるので、いつも見ているクサカゲロウとは違った感じです。クサカゲロウは顔を見るのでしたね。



頬に黒い模様が一つあるだけです。たぶん、フタモンクサカゲロウかなと思ったのですが、確か、ヒメニセコガタクサカゲロウもそうだったなと思い出し、復習ついでにもう一度検索表を見てみました。

S. Tsukaguchi, "Chrysopidae of Japan (Insecta, Neuroptera)", (1995).

検索表はいつも使わせていただいている、塚口氏の本に載っているものを翻訳したものです。



この2種はニセコガタクサカゲロウ属に入っているのですが、そこに至る過程と種への検索を書いてみました。ついでに間違い易い4種についても違いが分かるようにしておきました。要は、触角柄節に斑点がなく、口肢が黒褐色に色づかない、腹部背面に黄色の縦筋が明瞭であるの条件でフタモンクサカゲロウに達します。それで、確かめてみました。



前額の紋が触角でちょっと見えないのですが、ないとすれば、触角柄節外側に紋がなく、口肢も色づいていません。たぶん、間違いないでしょう。ただ、腹部背面中央の黄色の縦筋がややはっきりとはしないのですが・・・。



ついでに復習のために前翅基部付近の翅脈も見てみました。翅脈については以前、ヨツボシクサカゲロウの検索のときに少し勉強しました。

.H. Comstock、"The Wings of Insects"(1918).

この複雑な翅脈は、Comstockが発生時の翅脈の変化から判断して上のように解釈していました。検索表ではim室の先端とRs-M脈がどちらが翅端側にあるかどうかということですが、im室付近の翅脈はこの写真のようにかなり複雑です。im室の先端から出ている部分はM1+2とM3+4が重なっていると解釈しています。ややこしいのですが、発生段階を追いかけているので、もっとも説得力がある感じです。



甲虫ではこのヨツスジトラカミキリを公園で見つけました。最近は、めったに大きな虫に出会わないので、カミキリなんて久しぶりです。



後はマンションの廊下で見た、たぶん、アオカミキリモドキ



それとこの甲虫でした。体長は3.0mm。かなり小さいのですが、活発に動き回っていました。名前調べはずいぶん苦労したのですが、触角の特徴や前胸背板の後縁が曲がっていることなどを参考にして、「原色日本甲虫図鑑」を探した結果、マルハナノミ科ではないかと思いました。種までは分からなかったのですが・・・。



最後もマンションの廊下で見つけたクビキリギスです。これは公園に行くときに見つけたのですが、戻ってきたらもう翅だけになっていました。後はハエとハチが残っています。もう少しです。
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