廊下のむし探検 ミヤマクワガタほか
廊下のむし探検 第117弾
マンションの掃除に来ているおばさんが、虫の情報を教えてくれました。6階の廊下の隅にクワガタがいるよ。おばさんの情報は、クワガタをいつもカブトムシと言うのであまり当てにはなりませんが、今回は、クワガタと言ったので間違いないかもしれません。
行ってみると、廊下の隅の排水溝の近くに立派なクワガタいました。今年2匹目のミヤマクワガタです。言われないと気がつかないような隅にいました。捕まえると、上半身を持ち上げたような形で威嚇しているようです。いつものように、ティッシュペーパを一眼レフのレンズの上に広げ、影ができないように写真を撮ってみました。
近くにはカナブンもいました。生きてはいるのですが、だいぶ弱っているのか、下翅を出したままでじっとしています。
前日まで地下駐車場にいたコスズメが廊下の壁に止まっていました。同じ個体かどうか分かりませんが・・・。
これはドクガ科のリンゴドクガです。毛むくじゃらの前脚を伸ばした独特の形で止まります。
これはヒトリガ科のベニヘリコケガです。前翅の前縁が少し飛び出したような形になっているのは、オスの特徴です。
模様がくっきりしています。ヤガ科のクロハナコヤガです。小夜蛾(コヤガ)の仲間は何となく好きですね。
芸術的な感じのする蛾です。シャクガ科のアシブトチズモンアオシャクです。似た種にチズモンアオシャクがいますが、前翅の筋がほぼ後縁に直角に付いているのが前者、後縁に斜めに付いているのが後者です。
ほとんど模様がないのですが、僅かに見える模様から、フタナミトビヒメシャクかなと思いますが、どうでしょう。蛾もそうですが、近くのトビケラも気になりますね。
似た種もあるのですが、これはおそらくチャノコカクモンハマキだと思います。久しぶりのハマキガです。
この間もでてきた、コガタシロモンノメイガです。縁毛が綺麗に写っているので、まだ、新しい個体ですね。
暑さも本番になり、蛾も甲虫も下火になりました。早く、カブトムシのオスがやってこないかなと待っています。
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