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家の近くのむし探検 ヒラズゲンセイほか

家の近くのむし探検 第265弾

6月16日にまたいつもの林の入り口に行ってみました。もう病みつきになっています。でも、そこに着く直前に見たこともない虫に出会いました。







こんな変わった虫です。これともう一匹、オヤブジラミの枯れかけた草に止まっていました。





もう一匹はこんな感じです。下の方が大きな顎をしています。上は落ち着きなく動き回っていましたが、下はこんな格好でじっとしています。でも、全体に動作がのろくて、スローモーションを見ているような感じでした。

写真をいっぱい撮って、家に戻ってから調べてみると、ツチハンミョウ科のヒラズゲンセイみたいで、上が♀、下が♂のようです。「新訂 原色昆虫大図鑑II」によると、「熱帯性で、幼虫はクマバチの巣に寄生」とのことで、四国、九州の太平洋岸が分布に挙げられていました。この名で検索すると、大阪市立自然史博物館のサイトがトップに出てきました。それによると、南方系の虫で北上を続けていて、1976年に和歌山県湯浅町で見つかったのが近畿初で、大阪では1999年に貝塚市が初めてだそうです。大阪市と松原市の境を流れる大和川より南は記録が多いので、これより北部の記録に注目しているそうです。(追記2017/06/22:体長を書くのを忘れていました。♂は19.8mm、♀は24.6mmでした)(追記2017/06/24:通りすがりさんから、「ヒラズゲンセイは見付けてみたいですが、会いに行かないと見られない羨ましい虫ですねえ。この毒々しさを見てみたい。」というコメントをいただきました。枯草の枝を大型の赤い虫がうねるように動いていたので、何じゃこれはと思いました。カンタリジンを出すので、触るのは気をつけろということですが、こんな色だと気持ち悪くてちょっと触る気がしません。市内の別の個所でも見られた方がいるようなので、私の住む北摂でも生息するようになったのでしょう。クマバチの巣の近くで写真を撮られているのですが、そもそもクマバチの巣を見たことがありません・・・



他の甲虫です。林の入り口にはこのキベリコバネジョウカイをよく見ました。



これは腹側からの写真です。



後はナミテントウ



クズノチビタマムシ




甲虫の最後はコメツキです。これは採集して、この間から調べています。今日、「絵解きで調べる昆虫」に載っている検索表を使って調べた結果では、カネコメツキ亜科ツヤハダコメツキ族になりましたが、ここからの属の検索がまだうまくいっていません。コメツキは難しいですね。でも、そのうち、まとめて出します。ほかの虫は次回に回します。(追記2017/06/24:通りすがりさんから、「ツヤハダコメツキ族ですか。これは見たこと無いかも。こちらではクロツヤハダコメツキだらけです。」というコメントをいただきました。その後、亜属まで検索を行いました。合っているかどうか分かりませんが・・・。結局、カネコメツキ亜科ツヤハダコメツキ族ツヤハダコメツキ属Pseudathous亜属です。この亜属にはクロツヤハダコメツキがいます。その辺りではないかと思っています。「コメツキムシの部屋」によると、この亜属には11種載っています。種まではまだまだ大変そうですが、せめて属が合っていると嬉しいのですけど・・・
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No title

ヒラズゲンセイは見付けてみたいですが、会いに行かないと見られない羨ましい虫ですねえ。
この毒々しさを見てみたい。

ツヤハダコメツキ族ですか。これは見たこと無いかも。
こちらではクロツヤハダコメツキだらけです。

この前、ホタル祭りは具合が悪くて行けなかったので、雨の中歩き回ってみたのですが、徒労に終わりました。
それでも初見の虫を幾つか見付けられましたが。
何故だか今年は初見の虫が多いです。

No title

枯草の枝を大型の赤い虫がうねるように動いていたので、何じゃこれはと思いました。カンタリジンを出すので、触るのは気をつけろということですが、こんな色だと気持ち悪くてちょっと触る気がしません。市内の別の個所でも見られた方がいるようなので、私の住む北摂でも生息するようになったのでしょう。クマバチの巣の近くで写真を撮られているのですが、そもそもクマバチの巣を見たことがありません・・・。

こちらは、やっとこさ、カネコメツキ亜科とコメツキ亜科の違いが分かってきたところです。カネコメツキ亜科が合っているとすると、跗節の裏側の膜状構造があるのでツヤハダコメツキ族かなと思っていますが、まだまだ怪しいです。「絵解きで調べる昆虫」には絵が載っているのですが、何を表しているのかいまいち分からず、四苦八苦しています。

今年は調べる虫が多くて、初見の虫でも、喜びより調べる大変さが思い出されてなかなか感動できません。
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