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廊下のむし探検 迷宮入りの蛾2種ほか

廊下のむし探検 第912弾

「廊下のむし探検」と銘打っていながら、最近はマンションの廊下を歩いていなかったですね。そう思って、6月8日に歩いてみました。とにかく蛾が多かったですね。蛾も久しぶりだったせいか名前調べについぶん手こずりました。結局、2種はどうしても名前が分からなかったので、皆さんに教えていただこうと思って出します。





この2種です。上はヒメハマキだと思うのですが、翅が全部見えていないところがつらいです。下は全部見えているのですが、分かりませんでした。もしお分かりでしたら、お教えください。ともに、小さな蛾です。



これもだいぶ迷いました。コヨツメノメイガというのとヨツメノメイガという似た蛾があるからです。「日本産蛾類標準図鑑」のヨツメノメイガの説明には、「大型で、翅の色彩が黒っぽいこと、前翅横脈の外側にある勾玉状白斑の外側が前種ほど強く内方にへこまないことが多いこと」で区別されるとのことです。前種というのはコヨツメのことです。白斑ですぐに分かりそうなのですが、図版にある標本写真を見ても、ヨツメもコヨツメもそれほど差がありません。色についても同じです。まぁ、ヨツメは少ないということなので、とりあえずコヨツメノメイガにしておこうと思います。



模様がはっきりしませんが、たぶん、ホシオビホソノメイガ



これは天井に止まっていてはっきりしませんが、ダイズサヤムシガあたりの蛾。



これはウスキクロテンヒメシャク





上は外横線が非常にはっきりしているので、ウスキヒメシャク。下の方は外横線がやや点々になっていて、後縁付近で濃色になっているのでオイワケヒメシャクかなと思いました。



こちらはギンバネヒメシャク



これは綺麗な蛾ですが、ツマキシロナミシャク



ハグルマエダシャク



キシタエダシャク



たぶん、オオバナミガタエダシャク。まだまだいるのですが、一応、シャクガ科で打ち切って、次回に回します。
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