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廊下のむし探検 アケビコノハとヤモリほか

廊下のむし探検 第114弾

7月も終わりになってきました。でも、「廊下のむし」は尽きることなく登場しています。今日の主人公は地下駐車場の天井にいました。



ヤガ科のアケビコノハです。名前の通り、幼虫はアケビを食草としています。蛾が苦手な割には、蛾を集めていた私にとって、このくらいの大きさの蛾を見ると、恐怖感を覚えます。おそるおそる撮影してから、後で写真を見てみると、頭の先端にある下唇鬚(かしんしゅ)の先が膨らんでいます。また、前脚の根元と先に銀色の点が点在しています。翅は枯れ葉にそっくりの模様をしています。いろいろと面白い蛾です。翅を広げると、下翅が黄色いのでどきっとします。これで鳥を驚かすのでしょう。

すぐ近くに別の蛾もいました。



スズメガ科のコスズメです。すっきりした形の翅、太い胴体をしています。胴体の横の部分に肌色の光る鱗粉を持っているようです。夜中、この2匹が、地下駐車場で暴れ回っていたと思うと、ぞっとしますね。



これも地下駐車場の天井付近にいました。ヤモリです。正式にはニホンヤモリというようです。ヤモリとイモリはどちらが両生類でどちらが爬虫類だっけとよく迷いますが、イモリはアカハライモリといって、水の中で生活しています。従って、イモリが両生類です。ヤモリの体は虫よりもずっと重いのですが、壁でもガラス窓でも平気で歩いていきます。これは指の先に細かい繊維がいっぱい出ていて、その繊維によって接着しているからです。この技術を活かしたバイオミメティックス(生物模倣技術)が今盛んに研究されています。



こんな甲虫もいました。体全体に白い毛がいっぱい生えているので、オオコフキコガネだと思います。本当は毛が体全体を覆っているので、「粉ふき」という名前がついています。



これはクロコガネかその仲間だと思います。



この虫の名前を探すのが一番大変でした。形がキマワリに似ているので、まず、ゴミムシダマシの辺りから図鑑を見始めました。いろいろと迷ったのですが、最終的には、クチキムシ科のホソオオクチキムシではないかと思います。



体に付いているだいだい色のものはダニのようです。拡大すると、脚のようなものが見えていて、体に毛が生えているのも分かります。ネットで探すと、節足動物に付くタカラダニという名前がよく見られますが、それかどうかは分かりません。



小型のメイガです。ツトガ科のコガタシロモンノメイガといいます。これまで、6-8月にかけて多数採集しています。



この間から出てきている蛾ですが、記録のためにまた載せておきます。外横線がやや直線的なので、アカウスグロノメイガかなと思いますが、よく分かりません。



綺麗な蛾ですが、大図鑑を見ても、標準図鑑を見ても、いろいろと書いてある割にははっきりしない蛾です。採集していると、名前が分からないので、この種の蛾がどんどん集まってきます。ここではとりあえずフキノメイガとしておきます。



これはメイガ科のトサカフトメイガです。フトメイガの中では模様がはっきりしている方です。



これはヤガ科のカブラヤガでしょう。



この間もでてきた、ウンモンクチバだと思います。似た種があるので、はっきりとはしませんが・・・。

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