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廊下のむし探検 ハエ目、ハチ目、カメムシ目など

廊下のむし探検 第910弾

先ほどの続きで、甲虫以外の残りのむしです。



ユスリカがいたので、何の気なしに写してしまいました。触角がふさふさなので♂、前脚第1跗節が脛節より長いのでユスリカ亜科、なんてところまでで終わろうと思ったのですが、前脚第1跗節が白いのでひょっとしたら絵合わせでも何とかなるかなと思って、「図説 日本のユスリカ」の図版を見てみました。そうしたら、最初に開いたページにそれらしい種が載っていました。シロアシユスリカ Paratendipes albimanusです。確かにユスリカ亜科に入っていて、カワリユスリカ属 Paratendipesになっていました。交尾器の背面図も載っていたので、上の写真を拡大して比べてみました。



図よりちょっと下底節突起が大きい気もするのですが、全体としてはよく似ています。たぶん、これか、この近傍の種でしょう。ユスリカの名前が分かってちょっと嬉しくなりました。





この間からこんなトゲナシケバエがうろうろしています。上は♀、下は♂だと思います。上の写真で前翅長を測ると4.6mm。かなり小型に感じます。それで、一応、♂と♀を採集してきました。昨日、いつものHardy and Takahashi (1960)に載っている検索表で検索をしてみると、ヒメトゲナシケバエ Plecia membraniferaになりました。





それで、一応、♂交尾器の写真も撮っておきました。上が背側、下が腹側です。この種は全体としてU字型の構造をしているのですが、論文の図を比べるとよく似ています。たぶん、大丈夫でしょう。





この日はなぜかアミメアリを何匹も見ました。野外では見たことがあったのですが、マンションでは初めてかな。



これの触角柄節が長いので、有翅アリかもしれません。かなり小さな個体です。



これは地下駐車場の天井に止まっていました。「学研生物図鑑昆虫III」を見ると、モンオナガバチというヒメバチ科のハチに似ています。一通り虫の写真を撮って、もう一度、詳しく撮り直そうと思って行ってみると、もういなくなっていました。



これはヒシウンカだと思うのですが、今のところ調べる手掛かりがありません。



これは最近よく見ます。たぶん、クリイロチャタテかその周辺の種だと思います。



そして、これはヤニサシガメ



小さいのですが、こんなクモがいました。どうせ名前は分からないだろうと思っていたのですが、眼が可愛いので拡大してみると、



眼と思って黒い模様の上にこんな風に単眼が3つずつ固まってついていました。普通クモは8眼なので、これは珍しいなと思って、"Spider Eye Arrangements"という外国のサイトで眼の配置を調べてみました。確かに6眼は少なく、よく似た眼の配置をしたクモがすぐに見つかりました。PholcidaeのSpermophora属です。「日本のクモ」を見てみると、Pholcidaeはユウレイグモ科でその中でSpermophora属のクモも見つかりました。シモングモという屋内性のクモがよく似ています。これか、この近傍のクモでしょう。眼の配置から種に近づけたので、ちょっと嬉しくなりました。



最後は気持ち悪いむしです。ダニでしょうね。どうやって調べたらよいのかなぁ。
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