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家の近くのむし探検 ユスリカ、アリなど

家の近くのむし探検 第239弾

5月17日の公園での虫探しの結果です。今日が21日だから、だいぶ追いついてきました。



今日は腹部にこんな模様のあるユスリカからです。こんな模様があって、艶のあるユスリカはツヤユスリカ属です。数多いユスリカの中でも腹部の模様だけである程度種類が分かる嬉しい仲間です。「図説 日本のユスリカ」にはその模様が図示してあるので、比べてみればよいのですが、いい加減に見るとどれも似ていて、また、実際の斑紋には変化があるので、だんだん分からなくなってしまいます。そこで、今日はこの日撮った写真とこれまでに撮った写真を整理してみました。



これは♂の写真ですが、これまでの写真を調べてみると、どうやらこの4種が見られているようです。斑紋は全体のパターンで見るのではなくて、節を数えていき、どの節が濃色かというのを把握すると多少の斑紋の濃淡はあっても同じ種だということが分かりそうです。それで、上の本を参照して節の番号を付けて、その上で本の図と比べてみました。その結果、ナカオビ、フタスジ、ナカグロの3種は本の図とほぼ一致するので、たぶん、大丈夫だろうということになりました。最後のは真っ黒でよく分かりません。強いていえばヤマツヤユスリカかなというところです。今度採集して交尾器を比較してみたいと思います。



同じことを♀に対してもやってみました。♀はずんぐりしていて、ぱっと見た感じは♂と異なるのですが、やはり節に番号をつけてみると、♂と同じところに濃色の帯があることが分かりました。♀については、節の番号のつけ方(特に腹端の)が分からなかったので、次の本を参考にしました。

O. A. Saether, "Female genitalia in Chironomidae and other Nematocera: morphology, phylogenies, keys", Bull. Fisheries Res. Borad Canada 197 (1977).

この本、どこからかフリーでダウンロードしたのですが、場所が分からなくなってしまいました。

これらを参考にして、今回の写真も見てみました。すると、一番上の写真はナカオビツヤユスリカ♂でよさそうです。





この2枚はともにナカオビツヤユスリカで、上が♂、下は♀となります。



で、これはフタスジツヤユスリカ♂かなと思っています。こうやって図と比べていくと名前調べも簡単そうですが、なんせ素人が作っているので、半信半疑で見ていただければ幸いです。



これは翅の模様に記憶があります。以前調べたヤモンユスリカだと思われます。



今頃はツツジの葉の上に小さなハエがいっぱい止まっています。一つずつ調べていくと面白そうなのですが、採集をしないといけないので、見て見ぬふりをしています。だから、写真は撮らない方針だったのですが、つい撮ってしまいました。これはよく分かりません。



ツツジの葉にかぶりつくようにしているアリがいました。腹柄節が1つで中胸気門が横側についているので、オオアリ属です。よく見ると、腹部に斑紋が見えます。たぶん、ヨツボシオオアリでしょうね。何をしているのでしょう。



こちらも腹部に斑紋があるのですが、これは以前も見たことがあります。たぶん、カタアリ亜科のシベリアカタアリだと思います。シベリアという名前がついていますが、全国に分布しています。



最後はコツチバチかなと思って採集しようとしたのですが、逃げられてしまいました。
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