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家の近くのむし探検 公園のむし

家の近くのむし探検 第233弾

公園には虫があまりいないのですが、なぜか気になってつい公園に出かけてしまいます。連休中はいい天気が続いたので、5月4日も公園に行ってみました。



公園の入り口で何かにゅるっとしたものが動いた気がしました。慌てて撮ったら、こんなヘビでした。頭も一瞬見えたのですが、写真は間に合いませんでした。その時はシマヘビかなと思ったのですが、筋の色が薄いですね。何でしょう。(追記2017/06/03:立西さんから、「1枚目のヘビはアオダイショウだと思います。まだあんまり大きくない気はしますが、それにしてもヘビがいる公園ってすごいですね。なんだか羨ましいです。」というコメントをいただきました。さらに、星谷 仁さんからも、「最初のヘビはアオダイショウですね。」というコメントをいただきました



公園に着いたら、さっそく、コデマリの花に行ってみました。この日はツマグロキンバエが来ていました。



それから、たぶん、コアオハナムグリ



それからいつものヒメマルカツオブシムシ



モモブトカミキリモドキ





新入りではこんなハチがいました。胸と腹の間が細くなっていないので、ハバチの仲間ですね。「大阪府のハバチ・キバチ類」の図版と調べると、ハバチ科ハバチ亜科のマエグロコシホソハバチに似ています。写真では翅脈が見えるので、この本に載っているハバチ属の図解検索で調べてみると、翅の基部から翅端に達する暗色の模様一発でこの種に到達しました。



後はツツジの葉の上です。アシナガバエの仲間ですね。昨年はいろいろと頑張ったのですが、結局、分からなかった仲間です。今年はどうしようかなぁ。



こちらはヨツボシオオアリ



こういう腹部に模様のあるユスリカは、「図説 日本のユスリカ」に図が載っています。それと比べてみると、エリユスリカ亜科のナカグロツヤユスリカに似ています。



これはナシグンバイだと思うのですが、いつも雰囲気で名前を決めているので、たまには検索をしてみようと思って「日本原色カメムシ図鑑第3巻」の検索表で調べてみました。



まずは各部の名称から。



これはツツジグンバイ属の検索表ですが、この4つを調べればよいようです。調べてみると、ナシグンバイで間違いなさそうです。



後はレンギョウの葉上で見つけた虫です。コメツキ、これはこの間から分からなくて困っている種です。今回は採集したので、今度、頑張って検索してみます。



モンキツノカメムシ。(追記2017/06/03:星谷 仁さんから、「『モンキツノカメムシ』はエサキモンキツノカメムシではないかという気がします。正式に見分ける識別ポイントを僕は知らないので、僕の判断基準が正しいのかどうかは自信がありませんが……以前、ハート紋のモンキツノカメムシとおむすび紋のエサキモンキツノカメムシについて記した記事です。逆三角形の紋だけでパッと判断したのが間違いでしたね。実は、以前にも教えていただいていたのですが、また、紋だけで判断してしまいました。失敗失敗。図鑑を見ても、①紋の形、②前胸背側角の突出、③生殖節の突起などで識別できると書いてあります。でも、前胸背の色は分かりやすいですね。これからもよろしくお願いします



クロボシツツハムシ




それから何か分からない幼虫。





次はブタナ(?)の花に来ていたハナバチです。色的にはいつものアカガネコハナバチみたいな感じですが、こんな写真からでも分かるかなと思って、これも「日本産ハナバチ図鑑」で検索してみました。



まずは翅脈です。その気になって見ると、何とか読み取れます。



これがアカガネコハナバチの含まれるアトジマコハナバチ属への検索です。①と②は写真では分かりませんが、まず大丈夫でしょう。次の③はコハナバチ科の特徴で重要なポイントです。上の写真では黒矢印で示してあります。次の④は翅脈から分かります。⑤は上の写真から判断できます。最後の⑥の前半は翅脈の太さに関する項目でさすがにこの写真では判断は難しいのですが、後半は次の写真でよく分かります。



もし、これが後端ではなくて、前側だとコハナバチ属になります。これは後端なので、アトジマコハナバチ属で大丈夫そうです。それで色から、たぶん、アカガネコハナバチでよいのではと思いました。



後は、帰りに見たトンボです。この手のトンボは以前ニシカワトンボと呼んでいたのですが、遺伝子での分類がされて、ややこしくなっています。「日本のトンボ」によると、この写真のように♀で翅が曇っているのは西日本ではニホンカワトンボということになるのですが、確かめようがないです。今後、こんな風に遺伝子による分類がされるようになると、見ただけだとまったく名前が呼べなくなります。困ったものです。



最後はマンションの廊下で見たシロオビカミキリでした。

雑談:この間からマンションで飛び回っていたオドリバエ。♂を捕まえたのでちょっと調べてみました。まず、交尾器を見てみたら、「新訂 原色昆虫大図鑑III」に載っている写真とよく似ているので、どうやらヤマトアシボソウルワシオドリバエのようだということが分かりました。それで、Calorhamphomyia亜属の一般的性質と比べてみたのですが、中刺毛と後腿節剛毛配列がどうも合いません。本当に難しいですね。
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No title

こんばんは。少し前にコメントさせていただいた立西です。
1枚目のヘビはアオダイショウだと思います。まだあんまり大きくない気はしますが、
それにしてもヘビがいる公園ってすごいですね。なんだか羨ましいです。

No title

立西さん、こんばんは
あぁ、そうですか。やはりシマヘビではなかったのですね。茂みに入っていき、そのまま茂みの幹を上っていきました。その時に、ちらっと顔が見えたのですが、後は探しても見つかりませんでした。この公園、ちょっと前はイノシシが暴れ回り、夜にはシカが群れでやってきたり・・・。住宅地なのですが、えらい感じの公園です。コメントどうも有難うございました。

No title

いつも鮮明な画像と細かい観察、スゴイなと思いながら拝見しています。

最初のヘビはアオダイショウですね。
「モンキツノカメムシ」はエサキモンキツノカメムシではないかという気がします。
正式に見分ける識別ポイントを僕は知らないので、僕の判断基準が正しいのかどうかは自信がありませんが……以前、ハート紋のモンキツノカメムシとおむすび紋のエサキモンキツノカメムシについて記した記事です↓
https://blogs.yahoo.co.jp/ho4ta214/37649320.html

間違っていたらゴメンナサイ

No title

星谷 仁さん、お久しぶりです
逆三角形の紋だけでパッと判断したのが間違いでしたね。実は、以前にも教えていただいていたのですが、また、紋だけで判断してしまいました。失敗失敗。
図鑑を見ても、①紋の形、②前胸背側角の突出、③生殖節の突起などで識別できると書いてあります。でも、前胸背の色は分かりやすいですね。これからもよろしくお願いします。
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