家の近くのむし探検 カイガラムシやら、アブラムシやら
家の近くのむし探検 第226弾
4月25日に公園で見た虫の続きです。4月も終わりなのですが、あまり目立った虫が見つからないので、つい、地味な虫を撮ってしまいます。
シラカシの幹にカシノアカカイガラムシがいました。去年夢中で撮っていたのが4月初めから終わりの間だったので、今年は遅れているのか、それとも発生していたのを気が付かなかったのかよく分かりません。それにしても奇妙な虫ですね。
レンギョウの葉にアブラムシがいました。葉の汁を吸おうとしているところみたいです。
しばらく見ていたら、こんなに脚を深く曲げ、口吻を突き刺していました。
こちらはツツジの葉に止まっていたアブラムシです。こう、あちこちにアブラムシがいるとやはり名前を調べたくなってしまいます。それで、今日は「日本原色アブラムシ図鑑」と「アブラムシ入門図鑑」を両方とも古書で注文してしまいました。少しは分かるようになるといいけど・・・。
去年教えていただいたコナジラミがそろそろ出始めました。昨年も4月の終わりごろに気が付いたのですが、小さいからきっともっと前から出ていたのでしょう。これは小さすぎ。ちょっと名前を調べる気になれません。(追記2017/06/03:通りすがりさんから、「コナジラミはツツジコナジラミかツツジコナジラミモドキか…幼虫が見られれば分かるんですけどね。家のツツジに居るのはツツジコナジラミでした。」というコメントをいただきました。ネットで探して、多摩蛾廊さんのコナジラミ写真集を見つけました。この方の凝り性度はどの分野でもすごいですね。いずれにしても蛹殻というのを見つけるとよいのですね。この中に4齢幼虫が入っているなんて、実に面白いですね。でも、探すのは慣れないと相当に大変かもしれません。今度やってみます。貴重なヒントをどうも有難うございました)
レンギョウの葉の上にはこんなヨコバイの幼虫らしき虫がいっぱいいました。去年はツツジの葉上で探していたのですが、刈り込みすぎたのか、まだ葉っぱがあまり出ていません。それで、レンギョウが私のねらい目になっています。
いまはこのヤブキリ?の幼虫もたくさん見かけます。まだみんな幼虫の季節なのですね。
ハエはできるだけ撮らないようにしているのですが、つい撮ってしまいました。採集しないと科も分からないので・・・。
このユスリカ♂はかっこよく撮れたでしょう。名前が分かると最高だなと思って、吸虫管で吸おうと思ってガラス管の口を近づけました。正確には近づけたつもりでした。でも、片目の視力が落ちた影響で、こういうガイドのないものでは距離がまったく分かりません。全然違うところを吸ってしまい、敢え無く逃げられてしまいました。
最後はクモ2題です。ネコハエトリとササグモかな。ともに餌を捕まえています。下はカミキリあたりかな、上は何を捕まえたのだろう。
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