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廊下のむし探検 カメムシ、ハチなど

廊下のむし探検 第887弾

この間まで虫がいないいないと言っていたら、急にいっぱい出てきました。それで、虫の名前調べが大変大変!今日は昨日の続きで、4月4日分の甲虫以外の虫です。



まずはカメムシから。マツヘリカメムシはすっかり常連になってきました。今ではクサギカメムシに次いで数の多いカメムシになりました。



そのクサギカメムシは廊下のあちこちで歩いています。





それにこの日はミツボシツチカメムシが2匹いました。



それにナガメ。大きな虫が次々に出てきて、やっと小さなハエの呪縛から逃れられそうです。



こんな変わった虫もいました。翅の模様からエゾハサミムシかなと思っています。記録を見ると、4年前の5月中旬にも見ていました。





ハチも大きなのが出てきました。ハラナガツチバチの仲間ですね。この仲間も似た種が多いので、一度、整理のために、「日本産有剣ハチ類図鑑」の検索表で調べてみました。



ハチは翅脈に独特の名前を付けています。なかなか覚えられないので、復習のためにもう一度書いておきます。①は1m-cuと2m-cuという2つの横脈があるということなのですが、これでハラナガツチバチ族になります。





次は②なのですが、触角が短くて全部で12節、腹部の節で見える部分が6節というのが♀の条件です。腹部の節ははっきりしないのですが、触角は短くて12節なので、♀ということになります。これで♀の検索表に移ります。次の③で毛の色について書いてあるのですが、ここがちょっと微妙です。この個体は黄白色に見えるのですが、本では黄褐色を選ばないといけません。でも、後の項目で「白色から黄褐色」という表現があるので、ここでは「毛の大半が白色から黄褐色」としておいた方がよいのではと思いました。

もう一つ、重要な項目は腹部背板後縁についてですが、この個体では毛の帯が見えます。種によっては着色帯があるもの、毛の帯と着色帯の両方があるものがいます。それでここをよく見ておきます。これは毛帯しかないので、③はOKです。この条件で、キイロ、シロオビ、キヌゲの3種を除くことができます。④の翅の色もこうやって翅を重ねてしまっているとかなり濃い色で見えます。でも、たぶん、淡色なのでしょう。また、腹部背板の毛帯の色はすべて同じです。これで、タイワンクロを除外できます。

最後の⑤で翅にある円形の暗色部というのは翅を重ねているとよく見えません。それで、残りの中胸背板の毛を見ます。毛がまばらだとヒメ、毛が多いとオオ、ネウスになります。この個体は毛がまばらなので、たぶん、ヒメハラナガツチバチだろうと思いました。



次はこのアリ。翅の落ちた跡があるので、雌有翅アリで翅を脱落させた後でしょう。何となく、ヒラフシアリかなと思ったのですが、これについては以前、雌有翅アリで検索を試みていました。たぶん、同じ種でしょう。前も気になったのですが、以前採集した個体は12月末、今回見たのは4月初め。図鑑によると、樹上性で、8月から10月にかけて結婚飛行が行われると書かれているのですが、今頃何をしているのでしょう。





後は小さなハエです。これはクロバネキノコバエだと思われます。





次はユスリカ。2枚目のユスリカは♂がいたら、今度捕まえて調べてみます。





これはキノコバエ。体長3.7mm、前翅長3.1mm。キノコバエも手つかずです。



次はこれ。前翅長5.0mm。意外に大きなハエです。写したときはてっきりトゲナシケバエだと思いました。後で、翅脈を見てびっくり。これはタマバエ科かもしれません。そう思って以前の記録を見ていると、一昨年の3月29日のブログに似たような個体の写真を出していました。この時は採集して、タマバエ科までは確かめたようです。属まで調べなかったのが残念。今回は採集しなかった・・・。





ハエも撮ってしまった・・・。ハエは採集して検索しないのなら、よほど変わったのではない限り、写さない方が賢明かなと思っていたのに。名前の分からない写真がうんと溜まってきてしまうから。







オナシカワゲラらしい個体をよく見かけるようになりました。オナシカワゲラは以前、検索を試みて失敗しているので、どうも採集するのを躊躇してしまいます。最後の個体は翅に模様があるので、何とかなりそうですけど・・・。





最後は蛾で、マエアカスカシノメイガホソバトガリエダシャクです。ホソバトガリエダシャクも例年3月初めから後半にかけて見ているのですが、今年は半月ほど遅い感じです。
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