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家の近くのむし探検 マルトビムシ、タマバチなど

家の近くのむし探検 第213弾

4日前の16日に近くの公園で虫探しをした結果です。3月も半ばを過ぎ、そろそろ虫がいっぱいいるかなと思って行ったのですが、実はほとんど見つかりませんでした。どうしてでしょうね。



最初に見つかったのは、いつもの街灯の柱に登っていたこのマルトビムシです。以前、同じ場所から3匹採集してきて検索を試みたのですが、腹管の嚢状突起のいぼがよく分からず、止まっています。たぶん、ニッポンマルトビムシか、キノボリマルトビムシかなと思っているのですが・・・。



後はこのタマバチです。最近、タマバチをよく見ます。



これはたぶん、クロバネキノコバエだと思います。



後はユスリカです。これは比較的大きかったので、採集しようかどうか迷ったのですが、♀だったので今回はパスです。





この2匹はたぶん、エリユスリカ亜科だと思います。♂だったのですが、この日は採集しませんでした。



後はマンションの廊下で見つけたものです。アカモンナミシャクですね。この蛾はこれまで、3月19日から4月13日の間に見ていました。



最後はまたタマバチです。本当に多いですね。

追記2017/03/31:通りすがりさんから、「長野で5月上旬に、タンポポの花床と花柄に産卵する小さなタマバチを見たことがあります。キク科に産卵する未記載種が幾つかある様で、同定を考えなければ何か見付かるかも?」というコメントをいただきました。タマバチ、少し文献を調べてみました。タマバチは単性世代と両性世代があるようですが、私の見たのは外観からはナラタマバチ族の単性世代と似ているような感じでした。ナラタマバチ族については九大の井手氏のD論が出ているみたいですが、今のところ手に入りません。

Csokaらの論文(2005)によると、キク科に虫こぶを作るのはAylacini族に限られているようです。この族は九大の目録ではAulacidea hieraciiしか載っていませんが、世界的には18属あって、ナラタマバチ族に次いで大きなグループなので未記載種が多いかもしれません。とりあえず、族の検索表はこの論文に載っていたので、頑張れば族までは行けるかもしれません。それにしても、タマバチの生活史はなかなかおもしろいですね。一度、論文を読んでまとめてみたいと思っています


雑談:4月から始まる「写真展 北摂の花」の写真と説明原稿の準備がほぼ出来上がりました。今週からはそれらの印刷にかかります。この印刷でいつもトラブルがあるので、どうなるか不安なのですが・・・。でも、とりあえず、一安心です。
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No title

タマバチが何種類も見られるんですね。
今年の春も探す余裕は無さそうだけど、気にしておく様にしようかな。

春のヤガやシャクガも出てるのは分かってるんだけどなあ…

No title

タマバチ、いろいろいそうなのですが、どう攻めてよいのか分かりません。木の芽を探してもいないし・・・。何か見分け方の書いてある文献はないかなぁ。

蛾が少ないですね。昨日、廊下を歩いたのですが、見つけたのは1匹だけ。しかもカバナミシャク。春キリガ、いませんね。

No title

長野で5月上旬に、タンポポの花床と花柄に産卵する小さなタマバチを見たことがあります。
キク科に産卵する未記載種が幾つかある様で、同定を考えなければ何か見付かるかも?

春キリガはもう終盤戦ですかね?
今年は全く散策する暇も無いまま8月になりそう(笑)

No title

タマバチ、少し文献を調べてみました。タマバチは単性世代と両性世代があるようですが、私の見たのは外観からはナラタマバチ族の単性世代と似ているような感じでした。ナラタマバチ族については九大の井手氏のD論が出ているみたいですが、今のところ手に入りません。

Csokaらの論文(2005)によると、キク科に虫こぶを作るのはAylacini族に限られているようです。この族は九大の目録ではAulacidea hieraciiしか載っていませんが、世界的には18属あって、ナラタマバチ族に次いで大きなグループなので未記載種が多いかもしれません。とりあえず、族の検索表はこの論文に載っていたので、頑張れば族までは行けるかもしれません。それにしても、タマバチの生活史はなかなかおもしろいですね。一度、論文を読んでまとめてみたいと思っています。

私も今年は春キリガをまったく見ていません。もう終わりなんですかねぇ。
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