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廊下のむし探検 雑談

3月もあと10日あまりになってしまいました。4月からは近くのギャラリーを借りて、写真展を開くことになっています。今回は花が主題なのですが、準備が思ったようには進みません。いつもだったら、1週間前にはほぼ準備が終わっていたのですが、未だに全貌がぼんやりとしたままです。今のところ、写真展は次のような配置を考えています。



左上が入り口です。初めに写真展の趣旨などを書いて、5月頃に見られる花、北摂の花などの写真展示をします。右側は仕切られた棚になっていて、その中には顕微鏡で撮ったススキの葉やひっつき虫などの拡大写真と説明を展示するつもりです。下側の最初は大きめのボードを2枚配置して、「酉年に因んで」と「変わった花」というタイトルで何枚かの写真と簡単な説明を載せようかと思っています。その後は花を拡大した写真を何枚かおいて、それぞれの花にまつわる面白い話、例えば、ツユクサならば仮雄蕊の話などを展示しようと思っています。写真の下の説明はできるだけ少なくして、手前に長机を置いていただき、その上にA4のカードケースに入れた説明書を置き、詳しいことを知りたい方には中央の椅子に座って読んでもらおうかという趣向です。

写真展とはいうものの、写真家ではないので芸術的な写真は全くありません。それで、むしろ植物の面白さを知ってもらおうと思って説明を増やしたので、結構、説明の多い写真展になりそうです。中央の机には、この間からフーフー言いながら作っていた花の手作り図鑑を置くつもりです。今のところ、以前に作ったシダ、今回作った単子葉植物と双子葉植物合弁花の3冊を置こうかと思っています。どれもこれもまだ未完成状態でこれからどうなるか心配です。


一方、「むしを調べる」の方は今、ユスリカが面白くなって、そればかりを見ています。いろいろと詳しいコメントいただき、疑問が少しずつ解けていくのがとても楽しみです。顕微鏡写真も最近のユスリカだけで合計3000枚以上は撮ったと思うので、少しは慣れてきて、交尾器の写真も少しずつ見やすくなってきました。今のところ、採集した個体をとりあえず冷凍庫に入れ、必要なときに取り出して検索と写真を撮り、その後、消毒用アルコールに入れて、外径12mmの円筒形のサンプル瓶入れて保管しています。こうすると、見たい時にいつでも見れるので大変便利です。また、今度、高輝度LEDを使った照明をテスト的に購入したので、これを使ってみようと思っています。高輝度LEDの場合はたくさんのLEDを使わずLED1個だけなので、明るい上にレンズ系で照明を絞れるところがよいかなと思っています。

この間、捕まえたマルトビムシの検索がまだ途中で残っています。腹管の嚢状突起のいぼが脚が邪魔してよく見えません。脚を取り除いて見ればよいのですが、体長が1mmそこそこなので、実体顕微鏡下の作業が片目の視力を失った私にとっては距離感が分からず、かなり至難の業になっています。それでも、近いうちにやってみます。これがうまく行けば、後は跳躍器の脛節刺の配列で、キノボリマルトビムシか、ニッポンマルトビムシかが決まります。



こんな感じの作業です。初め、黒丸のところだけを数えていて、3,2,2,2,2,2,1,1だと思って、最後の1を除くと、ニッポンと同じになり、それで決まりかなと思っていたのですが、論文の図と比べると、白矢印で示した横の毛も数えているような感じです。それから、先から2番の黒丸で示した毛があるのかないのかはっきりしなくて、もしないとすれば、3,3,3,2,2,1,1となり、まさにキノボリと一致します。これの確認をしないといけません。

こんなことをしていると、「廊下のむし探検」を始めたころはよかったなぁとつくづく思います。あのころは、虫の写真を撮って名前はたいてい分かりませんで済ましていたので、どんな虫が出てくるかと毎日毎日楽しみにしていました。今では、できる限り調べて少しでも種に近づかないと気が済まなくなり、1匹を調べるのも大変な時間がかかります。もう、楽しみどころではなく仕事になっちゃいました。
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