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家の近くのむし探検 カゲロウやらハエやら

家の近くのむし探検 第210弾

まだ、気温があまり高くないので、たぶん、公園に行っても何もいないだろうなとは思ったのですが、もう3月半ば、そろそろ何か出てきているのではと思って、8日と10日に公園に行ってみました。そこで見たむしたちです。



まずは8日分。この日は公園の木の枝の剪定作業が行われていました。それで、ちょっとだけ見て、すぐにコミュニティプラザに行ってお喋りをしてきました。公園で見つけたのはこのカゲロウ亜成虫だけでした。尾が2本なので、たぶん、ヒラタカゲロウの仲間かなと思いました。



後はマンションの廊下で見つけたホソバトガリエダシャクと、



いつものオドリバエ科Rhamphomyia属だと思われる♀でした。



10日もあまり虫はいませんでした。これはサラグモ科かなと思ったのですが、どうでしょう。



これはカニグモ科であることは間違いないのですが、さて、何でしょう。寒いのかじっとしていました。



公園内をずっと探し回ってやっと虫を見つけました。ツヤユスリカ属ですね。腹部の縞模様がよく見えるので、「日本のユスリカ」の図と比べてみました。フタスジツヤユスリカかなと思ったのですが、よくは分かりません。



そのうち、コバチらしいのも見つけました。これは採集しました。何となくコバチは惹かれますね。でも、小さいです。



マンションの倉庫の壁にこの間から見ているミギワバエ科らしいハエがいました。



後はユスリカ。こちらは♀なので無視です。





マンションの廊下の窓際に♂のユスリカが何匹かいました。そのうち、2匹を採集しました。盾板の後縁近くに3本の隆起があるので、この間調べたヒロバネエリユスリカかもしれませんね。今度調べてみます。ユスリカも顔馴染みが増えるといいですね。(追記2017/12/03:検索をしてみたところ、これはニセヒロバネエリユスリカだとわかりました。詳しくはこちら





公園からの帰りにこんな花を見つけました。「日本帰化植物写真図鑑」を見ると、ヨーロッパ原産のキクザキリュウキンカ(ヒメリュウキンカ) Ranunculus ficariaみたいです。キンポウゲ科の花というのはちょっと変わっていますね。中心にあるプツプツしたものが雌蕊が集ったもの。周りに立っているのが雄蕊。Wikipediaによると、さらに、3枚の花被片、7-12枚の花弁状の花被片があるとのことです。花被片というは萼と花弁の区別がはっきりつかないときに使われる言葉です。
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