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家の近くのむし探検 クサカゲロウ幼虫ほか

家の近くのむし探検 第198弾

22日は暖かかったので、マンションの廊下だけでなく、近くの公園にも行ってみました。でも、虫の姿はほとんど見当たらず、結局、30分ほどで帰ってきてしまいました。







ヤマモモの幹の上をごみを背負って歩いている虫がいます。そう、クサカゲロウの幼虫です。クサカゲロウについては次の本が役に立ちます。

S. Tsukaguchi, "Chrysopidae of Japan (Insecta, Neuroptera)", (1995).

この本によれば、ごみを背負って歩くのはクサカゲロウの中でも、クサカゲロウ科クサカゲロウ亜科クサカゲロウ族のクリソトロピア属、アペルトクサカゲロウ属、ニセコガタクサカゲロウ属、コガタクサカゲロウ属の4属に限られています。以前、アペルトクサカゲロウ属シロスジクサカゲロウについては、この本に載っている幼虫の検索表で調べたことがありました。それと比べてみると、今回の幼虫は頭部の6本の縦筋模様の前縁に横筋が入っているところが違います。上の本には幼虫の絵が載っているので、それと比べてみると、ニセコガタクサカゲロウ属がもっとも近いことが分かったのですが、どの種かというところまでは分かりませんでした。検索をするには、ごみを外して体の毛を調べていかないといけないので、これも写真だけでは無理です。ここまでかなと思ったのですが、ネットで調べてみると、千葉大応用昆虫学研究グループのサイトに日本クサカゲロウ図鑑があり、さらにその中に日本産クサカゲロウ幼虫の検索表があるのに気が付きました(pdfがここから見れます)。これを順に追っかけていくと、塵載せ型の12種の中に似た模様の種を見つけました。クロヒゲフタモンクサカゲロウです。この種はこれまでにも成虫をたびたび見ているので、可能性は大いにありますね。名前が分かってちょっと嬉しくなりました。







次はこんな虫です。ツツジの枝先に止まっていたのですが、周りが茂っていて、どうしても上から写せません。それで、こんな前からの撮影になってしまいました。でも、模様が見えるので調べてみると、ケブカカスミカメのようです。記録を調べてみると、これまでマンションの廊下では9月から真冬の2月ごろまでずっと見ていました。



後は家に帰る途中で見たオオゴキブリ幼虫。死んでいるみたいです。





最後はマンションの入り口にある倉庫の壁に止まっていたアブラムシ有翅型です。アブラムシはどう調べていっていいのかまったくわかりません。以前、図書館で松本嘉幸著、「アブラムシ入門図鑑」(全国農村教育協会、2008)を借りてきてちらっと見たことがあったのですが、内容はすっかり忘れてしまっていました。一応、体長だけ測ってみようと思って測ったら、2.5mmでした。
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