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家の近くのむし探検 虫とキノコ

家の近くのむし探検 第194弾

3日前に公園に行った時の観察結果です。実は、片目が見えなくなってから初めての観察になります。片目だと重なった葉の間にいる小さな虫を探すのがこれほど大変だとは思いませんでした。でも、写真は正常な目でファインダーを覗き、なんとか普段通り撮影できそうでした。この日は公園で虫を探した後、マンションの廊下にいるツチハンミョウも見に行きました。



探すのが大変だといっても、もともと虫がほとんどいないので、どうしようもないのですけど・・・。これはたぶん、クロバネキノコバエだと思うのですが、それを見分けるのに必要な、両側の複眼を結ぶ眼橋まではやはり写っていませんでした。



これはササグモです。今頃でもたくさんいたので、試し撮りで写してみました。



これはたぶん、ヤドリバエ?



イダテンチャタテも試し撮りです。公園で見つけた虫はこんなところでした。やはり少ないですね。



マンションの廊下では相変わらずヒメツチハンミョウがいました。この日は4匹。いずれも♂ばかりです。いつ♀が出てくるのか楽しみにしていたのですが、今日(13日)、やっと♀1匹が見つかりました。



これはオオバコヤガかな。



トビモンアツバとウスチャモンアツバでだいぶ悩んだのですが、翅頂からまっすぐに伸びる線を見て、ウスチャモンアツバにしてしまいました。合っているかな。



次はこのアリです。大型なので、クロオオアリだと思ったのですが、腹柄節が尖っていなくてちょっと不安になりました。ただ、前・中胸背板と前伸腹節背面が緩やかな弧を描いているので、たぶん、オオアリ属だと思われます。その範囲で探すとやはりクロオオアリくらいしかいません。



「むし」の最後はヒメグモ科のハンゲツオスナキグモです。

ついでに公園で見つけたキノコも調べてみました。



公園の片隅でこんなキノコの塊がいくつか見つかりました。



一本抜いてみるとこんな感じです。



傘の裏側も見てみました。こんなヒダが見えます。キノコはほとんど分からないので、私にとっての手掛かりはこんなところです。それで、山渓の「日本のきのこ」をぱらぱら見ていきました。そうしたら、フウセンタケ科フウセンタケ属のキアブラシメジに似ているような気がしました。「原色日本菌類図鑑」を見ると、フンセンタケ属の特徴は、「傘と茎との間に細いクモの巣状の糸が張っている」とのことです。



ひょっとして、傘の縁にあるこの網状のもの(矢印)がその残骸かもしれないなと思って、実は、今日(13日)、もう一度見に行きました。すると、誰かがけちらしたのか原型をとどめたキノコはほとんどなくなっていたのですが、よく探すと少しだけ見つかりました。



これを見ると、縁から糸状のものが柄にまで届いています。



もう少し若いキノコを見ると、クモの巣状の糸で傘の縁と柄が結びついています。図鑑をよく読むと、これはクモの巣膜(cortina)と言われ、傘の内側にある襞(ひだ)を守る内被膜のようです。この内被膜と柄がつながっていた跡が「つば」になっています。したがって、上の写真で柄に褐色の筋が入っているのが「つば」ということになります。これに対して、幼菌全体を覆っている膜を外被膜といって、その切れた跡が柄の根元にある「つぼ」になっているようです。

本を読んでいると、キノコのことがいろいろと分かって面白かったのですが、肝心の名前はよく分かりませんね。ただ、キアブラシメジというのは針葉樹林に生えるとのことで、私が見たのは公園の縁の広葉樹の近くだったので、むしろニセアブラシメジという方かもしれません。虫も減ってきたので、ついでに少しずつキノコについても勉強していきたいなと思っています。
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