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家の近くのむし探検 ハエ、バッタなど

家の近くのむし探検 第174弾

一昨日の家の近くの公園での虫探しの結果です。



マメノメイガです。葉裏に止まっているのですが、前脚を突っ張るようにして止まるので、ちっとも隠れていません。蛾はもっといるのですが、いずれも葉裏に止まっているので何がいるのか分かりません。



虫が少ないので、少しハエも写してみました。これはいつもいる小さなアシナガバエですね。



今日はちょっと翅脈を見てみました。アシナガバエの仲間はM1+2と書かれた脈が途中で湾曲したり、屈曲したりと変化するところが特徴です。この個体では白矢印のところがほんの僅かだけ曲がっています。また、M1+2とM3+4を結ぶm-m横脈の位置や角度、形状も参考になります。この写真では白矢印で示したのですが、うっすらしていてよく見えません。むしろ、下の翅の翅脈の方がよく見えています。これらを手掛かりに、田悟氏の「はなあぶ」 No. 30-2, 1 (2010)の翅脈の写真と比べてみると、Syntormon属あたりが似ている感じですが、よくは分かりません。アシナガバエは以前、もう少し分かりやすい種で属までの検索をして、後は田悟氏の論文や他の論文に書かれた記述と比較したのですが、どうも一致しないところがいくつかあって種の同定の段階で行き詰ってしまいました。来年の課題ですね。



次はこのハエ。たぶん、イエバエかなと思いました。



暇なので、これも翅脈を見てみました。イエバエの翅脈の特徴は、この写真のようにM1+2が真直ぐに翅縁に達する種があること(曲がる種もあります)、CuA+CuPが翅縁にまで達しないこと、CuA+CuPとA1の延長線が翅縁に達するまでに交わらないことでした。イエバエの仲間も篠永氏の「日本のイエバエ科」を手に入れて、調べてみたのですが、たいがい亜科の検索でつまづきます。それで、MNDで属までの検索をして、見当をつけてからもう一度調べ直すという二度手間が必要なので、最近はちょっと敬遠気味です。これも来年の課題かなぁ。



次はムシヒキです。今年は野外で観察したためか、いろいろなムシヒキを見ることができました。ただ、これも情報が少なくて、唯一、ムシヒキアブ図鑑が頼りというところが少し弱い感じがします。



この個体は♂なので、腹部末端を拡大してみました。先ほどのムシヒキアブ図鑑と比較すると、ヒサマツムシヒキに似ている感じです。ハエ目の名前調べは今年、だいぶ進んだのですが、どの科も先が壁に突き当たっている感じです。



バッタではツチイナゴがいました。これは越冬するバッタですね。



それにオンブバッタ



それにマダラスズ。どれも常連さんですね。





ツツジの葉の間を2匹のハチがうろうろしていました。なかなか止まってくれないので、何か分からなかったのですが、これはやっと止まってくれた時の写真です。シダクロスズメバチでした。何をしているのだろう。



桜の木には1-2mmほどのイダテンチャタテの幼虫が相変わらずいっぱいです。



この日はリバースレンズと接写リングの組み合わせを持っていっていたので、ちょっと倍率を上げて写してみました。何枚も写したのですが、ほとんどピントが合いません。やっと合ったのがこの写真です。やはり手持ちでは無理なのかなぁ。



ジョロウグモがカメムシを捕まえていました。今頃はジョロウグモだらけですね。



その周囲を見ると小さな♂グモが3匹もいました(白矢印)。



最後はマンションの廊下で見たハムシです。前胸背の横溝が中心が太くて縁まで達していない感じです。この間チョウジタデにいたカミナリハムシに似ています。これかなぁ。

公園では本当に虫を見なくなりました。マンションの廊下で見ていた時は10月といえばまだまだいたのに・・・。昨年の10月9日の記録を見てみると、エゾギクトリバ、ギンモンシロウワバ、ゴマダラキコケガ、ヒメウコンエダシャク、ヒロバウスアオエダシャク、ニレキリガなど蛾だけで14種、それにクサカゲロウやチャタテもいたし・・・、とちょっと懐かしくなってきました。そろそろ廊下に戻ろうかなぁ。
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