FC2ブログ

家の近くのむし探検 ハエ

家の近くのむし探検 第169弾

10月1日の公園での虫探しの続きです。今回はハエ目です。



公園に着いて、ふとツツジの植え込みを見たらこんな風景が見られました。キアシハリバエルリチュウレンジの幼虫を狙っているようです。



横から撮りました。普段、このハエは落ち着きなく、葉から葉へ飛び移るのですが、こういう状態になると、横で撮影しようとお構いなしでじっと獲物を見つめています。



ルリチュウレンジも気配に気が付いたのか、少し奥へ移動しました。すると、ハエもちょっと前進です。うまくいくと産卵するところを撮れるかもしれないなと思って、このままじっと待ちました。すると突然、ハエが前に飛んで幼虫の上に飛び乗ったと思ったら、幼虫がぽたんと下に落ちました。無事逃げられたようです。でも、こんな逃げ方もあるのですね。って感心していたら、肝心の写真を撮るのを忘れていました。失敗、失敗。



当のハエは幼虫を追いかけて下までは飛んで行かなくて、上で呆然としていました。



ツユクサにホソヒメヒラタアブが来ていました。配色がいいのでちょっと撮ってみました。



なかなかいいですね。



これは顔をアップ。花粉でも食べているのでしょうか。



ユスリカがいました。しかも、触角がふさふさなので♂ですね。早速、捕獲してきました。「日本産水生昆虫」と「図説日本のユスリカ」に載っている検索表を使って検索をしてみました。ところが、結果はフチグロユスリカになってしまいました。何度か見直したのですが、基本的には以前検索したフチグロユスリカと同じです。ただ、外観はかなり違うようです。例えば、胸背や腹背の模様なども違います。種の検索は「図説日本のユスリカ」の検索表を用いたのですが、ここにはユスリカ属18種が載っています。一方、「日本昆虫目録第8巻」によると、ユスリカ属には40種。これはフチグロユスリカの色彩変異なのか、ひょっとすると近縁種かもしれません。一応、顕微鏡写真を撮ったので載せておきます。



これは腹部末端を背側から撮ったものです。以前撮ったフチグロユスリカと比較すると、把握器、尾針、上底節突起、第9背板など非常によく似ています。第8背板の後縁の形が少し違うかな。



これは腹側からの写真です。これも下底節突起の形など非常によく似ています。



触角鞭節の環節の番号の付け方はこれでよさそうです。今回はよく見えました。ユスリカ属は11環節が特徴です。



前前胸背板が以前撮ったフチグロユスリカよりは発達している感じです。というので、今回はフチグロユスリカか、その近縁種ということにしておきます。



これは♀なのですが、胸背の模様や腹部背板の模様がなんとなくフチグロユスリカと似ている感じです。ひょっとしたらそうなのかもしれません。



最後は植物で、これはモチノキ科のソヨゴではないかと思います。もう少しすると実が赤くなるのかな。楽しみにしておきます。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

廊下のむし

Author:廊下のむし

カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
カウンター
月別アーカイブ