家の近くのむし探検 カマキリ、ユスリカ、チャタテなど
家の近くのむし探検 第162弾
一昨日の公園での虫探検の結果です。カメラのISO設定がいつのまにか、ISO-Autoになってしまい、写すときにはISO2000-6000のとんでもないISOになってしまっていました。それで、あまり写真を見たくなくて早めにブログに出しておきます。
まずはカマキリです。この日は「公園の主」さんと共同で写真を撮りました。
捕まえて前脚の付け根の色を見ようというのです。ここが黄色いとオオカマキリ、橙色だとチョウセンカマキリ。捕まえて見てみると、縁は赤いのですが、下は黄色。たぶん、オオカマキリの方ですね。右下の白いものは「公園の主」さんのはめていた手袋です。
放してやってもあの恰好が気に入ったのか、こんな姿でじっとしていました。
次はユスリカです。これは♂なので採集してきました。そして、今日、「日本産水生昆虫」に載っている検索表で亜科と属の検索を、「日本のユスリカ」に載っている検索表で種の検索をしてみました。この間、フチグロユスリカかなと思われるユスリカを検索したばかりなので、今回はかなり楽に検索ができました。その結果、ユスリカ亜科ユスリカ属のジャワユスリカになりました。外観も交尾器も似ているのでだいぶ可能性は高いと思っています。ジャワという名前がついていますが、「日本のユスリカ」によると、九州、四国、本州(関東まで確認している)に分布しているとのことでした。これでユスリカ2種の名前がだいたい分かりました。
こちらのユスリカの名前はまだ分からないのですが、これは♀なので、また今度♂を探してみます。
これはアメリカミズアブです。フラッシュをたくと条件反射なのかちょっと翅が開くので、いつもこのように少しだけ翅の開いた状態で写ってしまいます。
キンモクセイ(?)にこんな気持ち悪いものが付いていました。初め、アリの集団かなと思ったのですが、よく見ると触角がやけに長いです。
ちょっと枝を触ると恐ろしい勢いで移動を始めました。
中に体の大きな個体もいたので、撮ってみました。これはチャタテですね。初め無翅型のチャタテかなと思ったのですが、ネットで調べると、どうやら幼虫のようです。クロミャクチャタテの幼虫だとしているサイトが多いのですが、手元に幼虫の載っている図鑑も検索表もないので何とも言えません。昨日、もう一度行って、ISO100で撮り直してきました。まだ、枝に固まっていました。
ただ、近くのツツジの葉にクロミャクチャタテ♀成虫が止まっていたのは偶然かな。成虫については以前、翅脈を見て検索で確かめたことがありました。詳しくはそちらを見てください。
後はマメノメイガ。
ヨモギエダシャク。
キベリハイヒゲナガキバガ。
それから、アミガサハゴロモでした。
(追記2016/09/26:アリグモを載せるのを忘れていました)
最後はしっぽの切れたニホントカゲ。なぜか日向でじっとしていたので、ゆっくり撮れました。しっぽが生えかけているみたいです。あぁ、やっとざらざらの写真整理が終わった・・・。
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