家の近くのむし探検 蛾、カメムシ
家の近くのむし探検 第140弾
8月30日、午前中は公園、午後から林の入り口付近を歩いたのですが、午後からの分の写真整理を忘れていました。一日に2回も行くと後が大変ですね。とりあえず、カメムシと蛾(毛虫)だけ。
こんな淡色の紋のあるカメムシは以前調べたことがありました。「日本原色カメムシ図鑑第3巻」に載っている検索表によれば、小盾板が長く、革質部先端が届くか、わずかに届かない程度という条件でシラホシカメムシとヒメシラホシカメムシを除外することができます。次は黄色紋が小盾板基部の1/6以下という条件で、ムラサキシラホシカメムシが除外でき、結局、マルシラホシカメムシになりました。
この間も見たのですが、クサギカメムシの2齢幼虫がこんな風に群れだっている姿をよく見ます。
この間まで、ツマグロオオヨコバイかなと思っていた幼虫をたびたび見たのですが、とうとう成虫がでてきました。実は、ツマグロオオヨコバイ成虫は「廊下のむし探検」初登場です。
次は蛾です。蛾も成虫はこれだけで後は毛虫ばかりでした。後翅に2重の紋があるみたいなので、これはユウマダラエダシャクかなと思ったのですが、以前、前翅横脈上の黒環の発達程度というのを調べたことがありました。この写真の個体は黒い輪が見えていますが、実は、ユウマダラにはないそうです。あるのは、ヒメ、ヘリグロ、クロ、ヒトスジ。結局、よく分かりませんでした。
毛虫を出す前にキマダラセセリを載せておきます。
これはヨツボシホソバの幼虫。
ヒメシロモンドクガの若齢幼虫。これはたしか、イタドリの葉だったような気がします。
帰りにもう一度見たら、別の個体もいました。こんな食痕なのだろうか。
最後はこの気持ち悪い毛虫。これはモンクロシャチホコの幼虫みたいです。残りの虫はまだ名前調べが終わっていないので、次回に回します。
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