家の近くのむし探検 ヒメイトカメムシ
家の近くのむし探検 第134弾
昨日、久しぶりに林の入り口の道を歩いてみました。最初の頃は公園と林の入り口を交互に行っていたのですが、最近は公園ばかりで、だいぶ間があいてしまいました。
今日の最初はこの虫からです。葉っぱの上にハエの仲間か何かが止まっていたので、何の気なしに撮ったら、イトカメムシの仲間でした。といっても、いつも見ているイトカメムシとは違って、脚や触角がまだらで、触角末端と腿節末端が黒くて太くなっています。「原色日本カメムシ図鑑」を見て、ヒメイトカメムシかなと思ったのですが、ここに載っている生態写真はヒメイトカメムシではなくて、イトカメムシの幼虫だったみたいです。標本写真の方は合っているようなので、たぶん、ヒメイトカメムシで間違いないのではないかと思いました。
こちらはクサギカメムシの幼虫です。小林尚、立川周二、「図説 カメムシの卵と幼虫―形態と生態―」(養賢堂、2004)を見ると、各齢の図が載っているのですが、それと比較すると、4齢幼虫のようです。小さな翅ができかけています。
こういう幼虫をちょこちょこ見ました。ツマグロオオヨコバイの幼虫ではないかと思っているのですが、どうなんでしょう。
蛾はこのフタスジツヅリガと
それに、最近はあちこちで見かけるホソオビキマルハキバガでした。この辺り、以前はハマキガがたくさんいたのですが、昨日は全然いませんでした。
道端にはこんなヒメクロイラガの幼虫が・・・。怖いですね。
こちらは川の土手の草むらにいたセスジスズメの幼虫です。
土手にはツルボの花が咲き始めていました。初秋の花ですね。大阪は8月になって35度以上の日が21日になったそうで、100何年ぶりの暑い夏だそうです。でも、少しずつ秋が近づいてきているのが、こんな花から分かります。
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