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家の近くのむし探検 バッタほか

家の近くのむし探検 第133弾

18日と19日の二日間、「虫展」を開いたのですが、その疲労が残ってその翌日から2日間はぐったりしていました。昨日はようやく元気を取り戻して、久しぶりに公園に行ってみました。日向は焼けるように暑いのですが、日陰に入ると風が吹いて気持ちよかったです。なんとなく暑さの中にも秋の気配を感じました。





公園の広場は草で覆われているのですが、そんな中を歩いていくと、小さなバッタがピョンピョン飛び出します。何がいるのだろうと思って写してみたらこんなバッタでした。白い筋が前胸後縁までついているので、たぶん、ホシササキリの幼虫でしょうね。



ショウリョウバッタはたくさんいたのですが、ちょっと変わった感じのバッタがいたので写したら、これはショウリョウバッタモドキみたいですね。以前、マンションの廊下でも見たことがありました。



イボバッタです。先日から、バッタも少しずつ調べてみようと思っていたので、検索表に沿って調べてみました。



といっても、すぐに目的地に到達してしまうのですが・・・。頭部・胸部を拡大すると次のようになります。



検索表では、1A→2Aと進みます。がたがたして分かりにくいですが、たぶん、頭頂と額を分ける境はないのでしょうね。次の中隆線が3分されるというのは、この写真でよく分かります。これだけでも収穫でした。



蛾の方は相変わらず、なんだかんだといます。これは外横線がはっきりしているので、ウスキヒメシャクかなぁ。



そして、これはウスオエダシャク



この手のマダラメイガはこの間も苦労しました。たぶん、Acrobasis属は間違いないと思うのですが、そこから先がなかなか進みません。今回はウスアカマダラメイガかなと思ったのですが、よくは分かりません。



これはホソオビキマルハキバガでしょう。



最後のこの蛾がよく分かりません。色からすると、コブガっぽいのですが・・・。「標準図鑑」でコブガのところを見ていくと、シロバネコブガに似ている感じですが、分布が合わないので、これに似たナミコブガかなと思ったのですが、自信はまったくありません。



桜の木にまたこのヤドリバエが止まっていました。Trigonospila ludioかなと思っている種です。名前がはっきりわかるといいのですけど。



そろそろツクツクボウシの季節ですね。あちこちで鳴いています。



こんな小さなハエトリグモがあちこちにいます。ネコハエトリなのかなぁ。



この間から、葉の間に白い綿みたいなものがあるのは気が付いていたのですが、この日はその前に何か黒いものがいるのに気が付きました。



何だか気持ち悪いものです。触角みたいなものが見えていますが、何となく脱皮殻みたいです。蛾なのかな。(追記2016/08/31:おちゃたてむしさんから、「葉の間の白い繭と脱皮殻はセミヤドリガのものではないでしょうか。この季節、こちらでもときどき見かけます。」というコメントをいただきました。その後、星谷 仁さんから、「葉の下の白い綿みたいなものはセミヤドリガの繭と蛹(ぬけがら)だと思います。去年、羽化のようすと、抜け殻を確認することができました。」というコメントをいただきました。わけの分からないものだったので、ブログに書こうかどうしようかと思ったのですが、書いてよかったです。お陰様で新しい事実を知ることができました。皆さま、どうも有難うございました



公園ではツユクサが咲いていました。



後はマンションで見た虫です。これはたぶん、アオドウガネだと思うのですが、死んでいたので採集してきました。今度調べてみます。



これはアオスジアオリンガかな。(追記2016/08/31:ささきさんから、「緑色のリンガはアカスジアオリンガのメスですね。アオスジのほうは京阪神ではもう少し標高の高いところにいるようです。」というコメントをいただきました。アカスジ♀は前翅後縁が紅色だという「標準図鑑」の記述から、アオスジにしたのですが・・・。その後、「春型では赤い個体が多いですが、夏型ではアテにならないですね。アカスジ(♀)は全体的に白っぽい緑色で、横線の縁取りが結構はっきりしていて、微妙な色ムラがある感じ…うまく言えませんがぼやけた感じになります。アオスジ(♀)は鮮やかな緑色で色ムラはなく、横線は細く明瞭になります。またアカスジはやや大型で丸っこい感じ、アオスジはやや小型で前翅が尖った感じですね。」というコメントもいtだきました。なかなか難しいですね。ささきさん、どうも有難うございました



この天井にいたカマキリは何だろう。(追記2016/08/31:菅井 桃李さんから、「カマキリは褐色型のハラビロカマキリのオスですね。」というコメントをいただきました

この日はアシナガバエも採集してきました。写真を写したつもりだったのですが、フラッシュをたく度にぴょんぴょん逃げてまったく写っていませんでした。先ほど検索してみたのですが、ホソアシナガバエ亜科のAmblypsilopus属は確かそうですが、それから先の種の同定がうまくいきません。最近はどれもよく分からなくって・・・。
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No title

こんばんは。
葉の間の白い繭と脱皮殻はセミヤドリガのものではないでしょうか。この季節、こちらでもときどき見かけます。

No title

葉の下の白い綿みたいなものはセミヤドリガの繭と蛹(ぬけがら)だと思います。
去年、羽化のようすと、抜け殻を確認することができました↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/ho4ta214/36314019.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ho4ta214/36322953.html

No title

緑色のリンガはアカスジアオリンガのメスですね。アオスジのほうは京阪神ではもう少し標高の高いところにいるようです。

No title

おちゃたてむしさん、いつもコメント有難うございます。
セミヤドリガの繭と脱皮殻だと聞いて驚きました。葉に白いものがついているので、なんとなく気持ち悪いので、そのままにしていたのですが、さらに、変なものがついているのでびっくりしました。外にはいろいろなものがいますね。

No title

星谷 仁さん、コメント有難うございました。

星谷さんのブログを見ると、いつも感心するのですが、本当に詳しく観察されていますね。今回も実によく観察され、写真を撮っておられるのに感心しました。やはり虫の観察はこうやらないといけないですね。

セミヤドリガは以前に一度だけ捕獲したことがあったと思うのですが、こんな脱皮の様子まで見ておられるなんてびっくりです。私は虫を観察している癖に生きている虫が怖くて、虫に触ったり、あんな白いものの中を開けたりするのが苦手です。あれが繭だとは思いませんでした。公園を歩いているといろいろ勉強になりますね。どうも有難うございました。

No title

ささきさん、コメントを有難うございました。
これはショックですね。散々迷った挙句、アカスジ♀は前翅後縁が紅色だという「標準図鑑」の記述から、アオスジにしたのですけど・・・。分布からですか?

No title

カマキリは褐色型のハラビロカマキリのオスですね。
カマキリも乾燥してると褐色型になるのかな?

No title

> 廊下のむしさん
春型では赤い個体が多いですが、夏型ではアテにならないですね。アカスジ(♀)は全体的に白っぽい緑色で、横線の縁取りが結構はっきりしていて、微妙な色ムラがある感じ…うまく言えませんがぼやけた感じになります。アオスジ(♀)は鮮やかな緑色で色ムラはなく、横線は細く明瞭になります。またアカスジはやや大型で丸っこい感じ、アオスジはやや小型で前翅が尖った感じですね。

No title

菅井 桃李さん、コメントありがとうございました。
カマキリもきっと分かる人が見ればすぐに分かるのでしょうね。私はちっとも種類が分かりません。今、苦手なバッタを克服しようと思っているので、それが済んだらカマキリに挑戦してみようかな。基本的に虫が怖いので、カマキリも大きくなるとなかなか掴めなくって・・・。

No title

ささきさん、詳しい説明をどうも有難うございました。
ということは、私の標本もかなり間違っているかもしれませんね。一度、じっくり見ています。全部、アカスジということもあるかも。この間のベニモンといい、アオリンガはなかなかの曲者ですね。
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