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「廊下(+公園)のむし探検」集計

一昨日、「虫展」が終わったのですが、いつも「虫展」で紹介するために、これまでの「廊下のむし探検」の集計をしてきました。今回は、マンションの改修工事のために観察場所が家の近くの公園に変わったのですが、一応、続けて集計をしてみました。実は、今年の2月で集計が止まっていたため、残り半年分をまとめるのにまる2日もかかってしまいました。



蛾はデータが多いので全体の傾向をつかむのに都合がよいかなと思って、ブログに載せた写真数と、種類数を年を追ってグラフで表してみました。出発点はブログを始めた2012年10月で、最後は今年の7月になります。蛾の写真は毎年のように増えて、とうとう4000枚を越えてしまいました。階段状に増えているのは、冬の間は全然増えなくて、春から夏にかけてが急に増えるので、こんなグラフになったのです。これに対して、種類数は初めの頃こそ順調に増えていっていますが、2015年あたりから頭打ちになっています。3月から改修工事が始まったので、観察場所を近くの公園に変えたのですが、それほど変化はありません。



種類数の変化をもう少し詳しく見てみます。2013年には一年で一気に500種ほどに増えました。この頃は、どの蛾を見てもブログ初登場だったのですが、最近は一年にせいぜい100種くらいしか増えていません。このグラフを見る限り、公園で観察しても大きな変化はないようです。公園とマンションが近いのでほぼ同じ種がいるからかもしれませんが、むしろ、公園では小蛾を一生懸命探したので、マンションでの観察数と変わらない程度の増加を示したのではと思っています。下の棒グラフは月別のブログ初登場種類数です。毎年6月がピークになるのですが、そのピークの高さが年ごとに減ってきています。やはり全体として1000種くらいが上限になりそうです。



次は昆虫の目別に、これまでに観察してきて名前が分かったものの数を表にしました。一番左の列が目(もく)、次の列が種類数、その次が日本産生物種数調査(2002)のデータとの比を取ったものです。4列目が2015年12月までの集計結果で、ほぼこれ以降が公園での観察結果ということになります。赤字で書いたものが特に増えたかなと思われるところです。甲虫はおそらくハムシがだいぶ増えたことが寄与しているのではと思います。ハエは観察した種類が増えたというより、いろいろと調べて名前が少しは分かってきたということだと思います。ハチはハナバチやハバチを調べ始めたことが効いているかなぁ。カメムシ(陸生)はカスミカメやグンバイムシが増えたこと、カメムシ(その他)はヨコバイをいっぱい見つけたことでしょうね。なお、カメムシ(陸生)は「日本原色カメムシ図鑑」に載っている種という意味です。

蛾はデータが多いし、かなり網羅的に調べているので、蛾について日本産生物種数調査(2002)に載っている種数と比較してみました。その結果、全国で記録されている種の18%を、この3年10か月の間に、マンションの廊下と公園だけで見たことになります。この数字が基準になると思います。昆虫が目(もく)によらずまんべんなく分布しているとすれば、この数より多いものはだいぶ頑張って調べたということになり、少ないものはもう少し頑張らなくちゃという判断ができると思います。そういう意味ではカメムシ(陸生)、チャタテ、アミメカゲロウなんかは蛾と同じ程度に網羅的に調べているということになります。逆に、甲虫、ハエ、ハチ、カメムシ(その他)、トビケラなんかは率がだいぶ低いですね。どれもこれも私にとっては手ごわい連中ばかりです。でも、少しずつ調べていこうかなと思っています。なお、最後の3列はできるだけ最近のデータも載せようと思って、分かっているデータを入れてみました。どれもこれもすごい勢いで増えていますね。私が見つける速さより、記載される種数の増え方が多いと、比はちっとも増えていかないのですけど・・・。

追記2016/08/22:蛾の手作り図鑑を作ろうと思って、ブログに出した画像のリストをExcel上に作って整理しました。画像はブログに出したものをそのままリンクして画像リストを使っているのですが、その際、書庫が違うとリンク先が変化してしまいます。マンションの改修工事が始まってから、虫探しの場所によって、「廊下のむし探検」と「家の近くのむし探検」という二つの書庫が入り混じっていたのですが、大変ややこしいので、昨日、「廊下のむし探検」にすべて統一しました。このブログの記事にリンクを張られていた方には大変申し訳ないのですが、悪しからずご了承ください
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