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家の近くのむし探検 ハサミムシほか

家の近くのむし探検 第132弾

昨日と一昨日、地域のコミュニティープラザで「虫展」を開きました。初日は80人くらい来られたのですが、二日目は30人くらい。合わせて100人以上は来られたので大成功だったのですが、2日間は少し長すぎました。お陰で、今日は疲れ果てて、一日中家でゴロゴロ。夕方になってようやく元気が出てきました。

8月15日に家の近くの公園に見た虫の名前調べが残っていたので、慌ててやってみました。





今日の最初はこのハサミムシからです。ハサミムシに関しては、"Earwigs of Japan"というサイトがあり、チェックリストが載っています。このサイトによると、全世界では2200種いるそうですが、日本には和名のないものも入れて36種。意外に少ないですね。私の愛用している「学研生物図鑑 昆虫III」には20種出ているので、小さな図鑑の割にはよく出ています。この図鑑と上の写真を比べると、コヒゲジロハサミムシ、コバネハサミムシ、ヒゲジロハサミムシあたりが、触角に白い節があるところや、全体の体形、尾鋏の辺りが似ています。図鑑ではマルムネハサミムシ科になっているのですが、上のサイトではハサミムシ科ハサミムシ亜科になっていました。この亜科にはAnisolabella、Euborellia、Mongolabisの3属8種が載っています。このうち、分布を本州に限ると、Anisolabella、Euborelliaの2属5種に限られます。

腿節の色、胸部の鱗片状の翅の有無などを見ると、コヒゲジロハサミムシが一番似ている感じなのですが、ネットなどで探してみると、この写真の個体では触角の白い節が3節であるところが気になりました。この種は全世界的に分布する種なので、学名で検索するとフロリダ大のサイトが見つかりました。このサイトの説明や図鑑によると、尾鋏は♂では左右非対称とのことです。この写真の個体は対称なので♀なのかなと思ったのですが、♂と♀とでは腹部の節数が違い、♂では10節、♀では8節と書かれていました。そこで、節数を数えてみました。



この写真のように腹部は10節です。ここで何が何だか分からなくなってきました。先ほどのフロリダ大のサイトを読むと、どうやら幼虫は♂♀とも10節のようです。しかも、幼虫の齢によって触角の節数が変化するみたいです。つまり、1齢では8節、2齢では11節、3齢では13節、4齢では14-15節、5齢では15-16節です。時には6齢になることもあるのですが、通常は5齢までというので、今度は触角の節数も数えてみました。すると16節になりました。で、今のところ、これはコヒゲジロハサミムシ(?)の5齢幼虫ではないかと思っているのですが、よくは分かりません。



翅や触角などが赤いのですが、これは普通のオンブバッタでしょうね。



羽アリがいました。いつも羽アリがいましたとしか書けないので、今回は翅脈を見てみました。以前、羽アリの翅脈の比較をしたことがあったのですが、Perfilievaという人の基準によれば、mcuという翅室の形に着目すると、このアリはIIIdという分類に入りそうです。この分類にはカタアリ亜科の23%、ヤマアリ亜科の26%、フタフシアリ亜科の18%が入っているので、名前調べにはあまり役には立たないのですが、mcu室の下に余分な翅脈がありそうでそこがちょっと気になりました。



これはルリチュウレンジ



このお腹の白い小さなハチは以前、コマユバチかなと思った種でした。それから先はまだ調べていません。



後は、ルリマルノミハムシ



マメコガネ



カメムシでは、マンションの廊下にいたヒメホシカメムシ



それに、ヒゲナガカメムシかな。



トビイロハゴロモ。探すといろいろといますね。



蛾ではアトヘリヒトホシアツバ



クロハナコヤガ



たぶん、マエキヒメシャク



最後のこのノメイガは何だろう。図鑑を何度も見たのですが・・・。



毛虫もいろいろいました。これはヨツボシホソバの幼虫ですね。



こちらは公園に行く途中の壁にいました。ツマグロヒョウモン



チョウもたまには撮らなくちゃ。ツバメシジミ



それに最後はタカサゴユリでした。今はあちこちで咲いています。
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