家の近くのむし探検 イダテンチャタテ成虫ほか
家の近くのむし探検 第114弾
先日、桜の幹でイダテンチャタテの幼虫を見つけたので、昨日もまず桜の木を見てみました。
この日は翅の長い成虫がいました。以前、12月から2月の真冬に桜の木の幹で見つけて、喜んで写真を撮っていたのですが、こんな真夏にもいるのにはびっくりです。
写真では拡大していますが、本当は小さいんですよ。これは幹の写真ですが、中心にいる白い点がイダテンチャタテです。「公園の主」さんが指でちょっと触ったら、するするとものすごい勢いで動き始めました。まさに、「韋駄天」です。
すぐ近くにはもっと小さいこんな幼虫もいました。これは翅がほとんど見えないので、先日見た幼虫よりもっと若齢の幼虫みたいです。公園に行く楽しみが増えましたね。
同じ桜の木には必ず、このムラクモハマダラミバエがいて、ちょこちょこ動き回っています。何をしているんだか分かりませんが・・・。
そのほかの「むし」たちです。これはヒメホシカメムシ。
それからアミガサハゴロモ。
それから、クサギカメムシでした。
これはたぶん、マミジロハエトリだと思います。マミクロも♀はほとんど変わらないのですが、この公園ではマミジロ♂ばかり見ていたので、たぶん・・・。
これは、ネコハグモの巣だと思っているものですが、ずいぶんすごいことになっています。
イタドリの葉っぱに穴があき、そこに白い糸が見えているのをときどき見ます。今日はちょっと裏返してみました。
何かの幼虫が潜んでいるみたいです。それにしても美しい糸ですね。
後はマンションの壁にいたものです。オオクロカミキリか、サビカミキリかで悩んだのですが、「原色日本甲虫図鑑IV」によると、オオクロカミキリは♂♀で色がまったく相違すると書かれていました。これは触角が短いのでたぶん、♀。だとすると、オオクロカミキリでは真っ黒?ネットで見ると、翅端の形も違うようで、これは丸まっていないので、やはりサビカミキリの方かなと思っています。
ヒラタカゲロウ類の亜成虫です。
最後はヒメカマキリかなと思っています。この日は雨がときどき降ったりの天気だったのですが、こんな日には蛾が多いですね。名前調べが終わっていないので、蛾は次回に回します。
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