家の近くのむし探検 シンジュサンほか
家の近くのむし探検 第110弾
3日前に家の近くの公園に行ったときに見た虫です。7月も中旬になると、暑くて暑くてという状態です。公園に行ってもウスバキトンボが飛んでいるほかは虫の姿もあまり見かけません。この日もツツジの葉をずっと見ていって、次に木の幹を見て、もう帰ろうかなと思ったときに大物を見つけました。
シンジュサンです。ツツジの葉にぶら下がるようにして止まっていました。「廊下のむし探検」をしていた時の記録を見てみました。昨年も一昨年も6月中に2匹ずつ見ていました。時期的にはこの二、三年でもっとも遅かったことになります。蛾が怖い私としては、シンジュサンは大型なのでもっとも苦手な部類に入るのですが、今年はツツジの植え込みで蛾の洗礼にあっていたからか、それほど怖いという感じがなくなっていました。いよいよ克服できたのかな。
これは最近よく見るカレハチビマルハキバガです。翅の先端にピントがあってしまい、ちょっと失敗。
蛾ついでに出しておきます。マンションの廊下で見たヤマトエダシャクです。
後は、アオバハゴロモと
マエジロオオヨコバイでした。
このハムシはカビでもはえているのかな。何となく変ですね。
ギンメッキゴミグモです。この日は接写の練習をしようと三脚とかレンズを持って出かけたのですが、風があって被写体がどうにも止まってくれません。結局、重い荷物になってしまいました。このクモを撮ろうとしていたのですが、ゆらゆらして全くダメでした。
最近、こんな感じで小さなハエトリをネコハエトリの幼体としていたのですが、実のところよく分かりません。頭胸部の後ろに見える三角形が目立ちますね。この間もこんな三角形の模様を持ったのがいました。
クモといえば、こんな模様が面白いですね。ゴミグモの仲間だと思うのですが、本体はゴミの後ろにいて脚だけが見えています。
こちらはこの間から撮っている横型の巣です。
こちらは姿を現していたので、撮れました。横になるのはヤマトゴミグモやシマゴミグモなどがいて、よく分かりません。
最近、桜の木の幹も見ることにします。ここにはよくハエがやってきているので・・・。この日はこんなハエが来ていました。翅に模様があるので何とか分かるかなと思って、図鑑やネットを調べたのですが、結局、分かりませんでした。翅脈を見ると、何となくSc脈が垂直に曲がっているみたい。だとすると、ミバエかな。でも、比較的大きなハエで、全体としてはミバエとは雰囲気が違います。(追記2016/08/01:菅井 桃李さんから、「ハエはヒロクチバエ科で、おそらく何とかマダラヒロクチバエと言う名前のヤツです。」というコメントをいただきました。この科はいろいろな形のハエが入っていますね。調べてみると、マダラヒロクチバエ属にはオオ、コ、マツダの3種がいて、検索表ではマツダは腿節が黒いので除外できそうですが、オオとコの違いはよく分かりませんでした。さらに、Freyの論文は日本産のコをフィリピンで記載されたコの亜種として記載しています。この中でオオとコの翅の模様も載っていました。それと比べると、オオの方が近い感じです。とりあえず、オオマダラヒロクチバエ?としておきます。詳細はこちら)
こちらはこの間からいるムラクモハマダラミバエ。複眼が青く光っていますね。
すぐ近くにはニイニイゼミがいました。ちっとも逃げません。マクロレンズで写してしまいました。
花が見つからなかったので、今日はチョウです。コミスジでした。
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