家の近くのむし探検 「むし」いろいろ
家の近くのむし探検 第107弾
7月14日の公園での「むし」探しの続きです。「むし」と書いたのは、クモも含まれるからです。
クモが多かったので、クモから出せばよいのですが、クモ嫌いな私としては最後に持っていきたいなと思ってまず、バッタからです。複眼が飛び出しています。これだけ出ているのはニセハネナガヒシバッタだろうなと思って詳しくは調べていません。
次はこれ。「公園の主」さんと虫を探しているときに見つけました。恰好からナナフシの脱皮殻かなと思って喜んだのですが、よく見ると、カマキリの脱皮殻のようです。棘の生えた鎌の部分が見えています。何となく変な感じがするのは、カマキリは鎌の部分(腿節と脛節)の手前に基節が伸びているのですが、それがまったく脱皮殻には見えません。脱皮してから伸びてくるのだろうか。
蛾はいることはいるのですが、かなり少なくなってきました。上はウスキクロテンヒメシャク、下はコトビモンハマキ。
マメコガネは相変わらず、あちこちで群れていました。
これは何だろう。気持ち悪くて中を見なかった・・・。
後はクモです。こんな風に横向きに止まっているゴミグモがいました。「日本のクモ」のゴミグモのあたりを見ると、横向きにも止まるのはヤマト、シマ、ミナミノシマ、カラスあたりですね。カラスは黒いので除外すると、前三者が候補ということになります。腹側から写してしまったし、これ以上はわかりません。
こちらはナガコガネグモの幼体みたいですね。上のクモといい、このクモといい、クモの巣の模様が面白いですね。
ツツジのあちこちにもしゃもしゃした巣が張られています。その一つの巣から大きなクモがこちらを覗いていました。たぶん、クサグモですね。写真を撮るために近づいたら、さっと奥に隠れてしまいました。意外に臆病ですね。
こういう小さくて模様のはっきりしないハエトリはネコハエトリの幼体だと教えていただいたのですが、最近はよく分からないハエトリはみなネコハエトリの幼体かなと思うようになりました。
花が見当たらなかったので、今日はジャノメチョウとアブラゼミです。
スポンサーサイト