廊下のむし探検 相変わらず虫が多い
廊下のむし探検 第81弾
廊下を歩き始めてすぐに、小さい蜂がいっぱい飛んでいることに気が付きました。およそ3-40匹ほどでしょうか。ちょっと心配だったのですが、近寄って写真を撮ってみることにしました。
これは、以前、知合いの先生から教わったウツギノヒメハナバチのオスのようです。いっぱいいたのはこの階だけで、ほかの階にはいませんでした。どうしてこんなにたくさんいたのでしょう。
ハエは普段無視することにしているのですが、あまりにじっとしているので、思わず撮ってしまいました。ネットで調べてみると、タネバエというのに似ています。
これもハエの仲間だと思うのですが、しっぽを曲げて動かしていました。名前までは分かりません。
ムシヒキもいました。以前見たマガリケムシヒキというのに似ていますが、頭の後ろの毛が曲がっていないようなので、違う種類かもしれません。
体長わずか5mmほどの小さいカメムシです。おそらく、マルツチカメムシだと思います。
小さいコカゲロウの亜成虫です。拡大すると結構綺麗ですね。(追記:コカゲロウではなくて、マダラカゲロウ科のアカマダラカゲロウの亜成虫だと思います)
図鑑を見ると、ケシキスイ科のコヨツボシケシキスイという甲虫に似ています。ケシキスイという名前を初めて知りました。ケシキスイがどういう意味なのか、ネットで調べてみると、芥子木吸虫と書くようです。本当かどうか分かりませんが、「芥子粒のように小さくて木を吸う虫」という意味だと書いてありました。英語ではsap beetleといって、sapは樹液の意味なので、似たような意味なのでしょう。それにしても芥子粒のようには小さくないのですが。
これからは蛾です。
見事な模様ですが、ヤガ科のゴマケンモンです。緑色の蛾はそんなに多くないので、ちょっと眼に付きます。
これも緑色の蛾で、シャクガ科のヨツモンマエジロアオシャクです。
これも緑色ですが、シャクガ科のハラアカアオシャクではないかと思っています。いつも見ているのが、ウスハラアカアオシャクなので、ひょっとしたら初めてかもしれません。
これは悩みに悩んだ蛾でした。外横線の特徴がはっきりしているので、すぐに分かるだろうと思っていたのですが、意外に似たのが多くて大変でした。最終的には、クロヒメトガリノメイガかなと思っていますが、もしそうなら、私には初めての蛾です。
これも悩んだ蛾です。雰囲気がツトガなので、ツトガを調べたのですが、ぴったりくるものがありません。最終的にはシバツトガかなと思っていますが、シバツトガ独特の黒い模様がありません。ちょっと自信がありません。
大型のメイガで、ツゲノメイガといいます。これだけはっきりした模様だと同定するのは楽なのですが。
シャクガ科のオオウスモンキヒメシャクではないかと思います。ヒメシャクには似た種が多いので、同定が大変です。
最後の蛾は、写真がはっきりしないのですが、まだ、名前が分かりません。
蛾も名前調べがだんだん大変になりました。
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