家の近くのむし探検 蛾、カメムシ、ハエなど
家の近くのむし探検 第49弾
昨日の続きで、3日前のむし探検の結果です。この日は公園ではなくて、林の入り口の道を選びました。陽は当たらないわけではないけれど、日陰になっていることが多い、そんな場所です。実はこの場所は私のお気に入りの場所で、前からよく来ていたところです。家からも5分くらいのところにあります。初め、いつもの河原に行こうかなと思ったのですが、草が刈られていたので、こちらにしました。昨日は甲虫とハチを出したので、その他の虫を紹介します。
蛾はこのハマキガ3種でした。ハマキガは模様がみな似ているので、あまり自信はないのですが、上からシリグロハマキ、ミダレカクモンハマキ、ニレコヒメハマキではないかと思います。最後の種は小さいのですが、3匹もいました。いずれもマンションの廊下で見たことがあります。
小さいけれど鮮やかな色の毛虫がいました。調べてみると、ゴマフリドクガの幼虫みたいです。ということは毒毛を持っているってことですね。用心用心。
たぶん、キンバエあたりでしょうね。何か別の種類のキンバエがいると、違いがよく分かるのですが・・・。でも、諦めずにキンバエがいたら、写していこうと思っています。
枯れ葉の下の薄黒いところでもそもそ動くものがいたので、写してみたらこんなハエでした。これはクロバエの仲間かな。何をしているのだろう。
これはオオホシカメムシでしょうね。
それとホオズキカメムシ。
何か葉裏に飛び込んだので、葉をめくってみるとこんな小さな虫がいました。たぶん、飛び込んだものとは別ものですね。一見、セミのような顔をしています。ヨコバイの幼虫かな。
これはシマサシガメの5齢幼虫。
これはヤマトシリアゲかなぁ。(追記2016/05/28:菅井 桃李さんから、「こう言うシリアゲムシは、オスのパラメアを見ないと確実じゃないんですよね。ちゃんと調べてみると、一応は住み分けてる様に思うんで、オスを見付けたら一度調べてみると良いかも。ヤマトにしては翅が細い気もしますが、さて…?」というコメントをいただきました。マンションにはシリアゲが来たことがなかったのでまったく調べたことがありませんでした。「原色昆虫大図鑑III」にはシリアゲムシの構造が詳しくでていました。種としては、ヤマト、マルバネ、キバネあたりが似ているみたいですね。今度♂を見たら捕まえて調べてみたいと思います。コメントをどうも有難うございました)
何か分からないバッタの幼虫。
お腹が大きいのですが、たぶん、ヤミイロカニグモ♀。
で、これはイオウイロハシリグモ。
いきなり野外へ行って虫を探しても、あまりに種類と数が多いので、何から写してよいのかさえ分からなかったと思うのですが、3年半マンションの廊下で修業を積んだことがかなり役にたちました。もちろん、皆さまからのコメントにもずいぶん助けられました。場所が家の近くなので出てくる虫もほぼ同じですし・・・。さらに、マンションの廊下では小さなハエにまで手を出していたのですが、野外ではとてもとても写す気が起きないほどたくさんの小バエがいます。この辺にまで手を出せるともう少し成長するかもしれませんが・・・。
スポンサーサイト