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晩秋の虫たち

廊下のむし探検 第11弾

11月も半ばになると、虫はぐっと少なくなります。
それでも、昨日マンションの廊下を歩いてみると、虫はまだまだ健在でした。

はじめは大変奇妙な形をした虫です。



初めは何がなんだか分かりませんでした。足が8本あるような姿です。
でも、昆虫は足が6本だから、前の1対は触角です。
この触角、とにかく奇妙です。

いろいろと調べていくうちに、ツチハンミョウという甲虫の仲間であることが分かりました。
触角の中ほどに、こぶのようなものがあるのが♂で、ないのが♀です。

さらに調べていくと、この辺では、ヒメツチハンミョウとキュウシュウツチハンミョウという
2種の可能性の高いことが分かりました。
こぶの形がヒメが倒心臓形、キュウシュウが腎臓形というので前者が近いかなと思うのですが、
図鑑では触角の各節の長さで見分けているので、写真では判定が難しいです。

いずれにしても晩秋に出てきます。ヒメは土の中で成虫越冬すると書いてありました。
脅かすと黄色い液を出しますが、この中にはカンタリジンという毒が含まれています。
これが皮膚に触れると炎症を起こすとあります。

そういえば、以前、道端に奇妙な虫がいたので、何の気なしに素手で捕まえて
ビニールの袋にいれて家に持ち帰ったことがありました。
袋の中に黄色い液がついているのに気の付いたことがありました。
あれがツチハンミョウだったのですね。危うく液に触るところだった!

あれはどうしたかなぁ。置きっぱなしにしていたかも。探してみます。

毒虫でドキッとした後は蛾の登場です。



トガリバガ科の仲間でナカジロトガリバといいます。晩秋に発生します。
やや弱々しい感じの蛾ですね。



ナミテンアツバといいます。ヤガ科に属します。
二つの黒い点が特徴的ですが、ないものもいます。春と秋に発生します。



シャクガ科のツマジロエダシャクです。秋に発生します。
この蛾は以前から、奇妙な止まり方だと思っていた蛾の一つです。
前ばねと後ろばねの間を広く開けて止まります。

次はカメムシです。



これはアオモンツノカメムシといいます。ツノカメムシ科に入っています。
ツノカメムシは普通のカメムシより角が左右に出っ張っています。
特に秋というわけではなくて、いつでも見ることができます。

最後はハチです。



この間も登場したヤマトアシナガバチです。壁に止まってじっとしていました。
近寄って写真を撮っていると、ゆっくりと翅を広げ始めました。あわてて退散です。



これはトガリヒメバチと呼ばれるハチの仲間です。種まではよく分かりません。


晩秋から冬にかけては虫などいないと思われがちですが、晩秋に発生する蛾も結構います。
また、冬にしか出てこないフユシャクと呼ばれる蛾もいます。
これからが楽しみですね。乞うご期待。





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