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家の近くのむし探検 接写の練習続き

家の近くのむし探検 第12弾

一昨日に続いて、近くの公園へ接写の練習に行ってみました。今日は顕微鏡の対物レンズを使った接写やベローズを使った接写などを試してみたのですが、倍率が高いものはすべて駄目で、ピントが合っていると思うのにはっきり写りませんでした。それで、少し倍率を落として、視野に虫を入れる練習をしてみました。





まぁ、そこそこうまく撮れるようになりました。これでもともとは3.85倍。さらに、トリミングをしています。倍率をもっと上げたときには解像度か被写界深度に問題があるのだろうと思って、後で少し実験をしてみることにしました。(追記2016/04/09:毎日のように見ていたので、名前を入れるのを忘れていました。カシノアカカイガラムシのようです。実は一部採集して消毒用アルコールに浸け、顕微鏡で見てみたのですが、何がなんやら分からなくてそのままになっています。変な虫です

そのほか、公園で見た虫たちです。



こんなアリグモがいました。たぶん、ヤガタアリグモでしょうね。



これは別のアリグモです。たぶん、ヤサアリグモではないかなと思いました。



こちらは本物のアリです。ルリアリだと思います。



これはこの間同定したハリブトシリアゲアリではないかと思います。



ハナアブもいました。とりあえず採集したので、今度調べてみます。(追記2016/04/12:検索をしてみたところ、ハナアブ科Psilota属になりました。まだ、確かではありませんが・・・。この属にはケコヒラタアブ、タイリクケコヒラタアブ、クロケコヒラタアブの3種が記録されていて、いずれも本州に分布しています



毛虫はなかなか名前が分かりませんね。



最後はバラシロエダシャクでしょうね。

家に戻ってからちょっと実験をしてみました。解像度と被写界深度を調べるためにこんなものを用意してみました。



対物ミクロをこんな風に斜めにして固定します。これを実体顕微鏡のステージにおいて、顕微鏡の代わりにカメラを取り付けて写してみました。



写すとこんな風に写ります。中央のメモリは全体が1mmになっていて、それが100等分されています。斜めに置かれているので、中央はピントが合っていますが、周辺では少しぼけています。



それを切り出したのがこの図です。この中の四角の部分で切り取って、縦側で平均してグラフに表します。これにはフリーソフトのImageJを用いました。その結果が下のグラフです。目盛り線が入っているところは黒いので、その部分だけ凹んだグラフになっています。残念ながら、凹んだ部分が単純な曲線ではなく、鋭い線と幅の広い成分の和になっていてどう評価したらよいのか分からないので、とりあえず写した画像だけを比べてみることにしました。



一番上は実体顕微鏡のズーム最大(x5.6)で撮ったものです。図中のx5.6という数字は、この目盛り全体の幅をピクセル数で表し、これに1 ピクセル=3.917 ミクロンという関係で長さに変換し、さらに、対物ミクロが斜めになっている補正(実効的な幅が0.98mmになる)をして倍率を求めたものです。目盛り数字の4、5辺りはピントが合っていますが、周辺ではぼやけています。左右で高さが0.22mm違うのですが、、こんな小さな高さの差でもぼけてしまうことを意味しています。次は10倍の対物鏡とエクステンションリング92.5mmを使って撮ったものです。数字の5辺りでは実体顕微鏡よりもはっきりしていますが、3、7辺りですでにぼやけてきています。このときの撮影倍率は10.6倍でした。一番下はいつも使っている60mmのマクロレンズにエクステンションリング92.5mmを取り付けたものです。倍率は2.9倍。全体にぼやっとした感じになりました。



次は24mmの広角レンズをリバースで用いたものですが、絞りをいろいろと変化させて撮ってみました。ファインダーで見たときにできるだけ明るい方がよいので、公園では絞りオープン(F2.8)で撮っていたのですが、この結果を見ると、被写界深度がかなり狭くなるのと、解像度もあまりよくないですね。むしろ、絞りF8が解像度も被写界深度ももっとも良好な感じがします。F16では回折広がりのためか全体にぼやっとした感じになりました。このことからF8か、せめてF5.6くらいで撮るのがよさそうです。
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