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廊下のむし探検 ウスイロチャタテ、甲虫ほか

廊下のむし探検 第804弾

今年の正月は本当に暖かいですね。廊下を歩いていても、真冬だとはとても思えません。でも、虫はそれほど多くはありませんでした。



小さなチャタテがいました。翅の前縁にある四角形の縁紋が目印です。以前、MSWiさんから、ウスイロチャタテ科のEctopsocus属に似ているというコメントをいただきました。写真を使って検索をし、さらに、分布から判断して、最終的に、E.  pumilis, E. meridionalis, E. briggsiの3種のどれかの可能性があるというところまで達しました。今回は採集して、今、冷凍庫に入れてあります。種まで行くにはこの後、後翅の縁毛、肛側板、後脚第1跗節の櫛歯、卵巣小管などを調べなければならないのでできるかどうか分かりませんが、今度頑張って検索をしてみようと思っています。





小さな小さな甲虫です。近くにスケール付きのテープを貼って、寸法をIMAGE Jというソフトで測ってみると、体長2.6mmになりました。触角が変わっているので、それを手がかりに「原色日本甲虫図鑑」を見てみると、オオキスイムシ科クロモンキスイではないかという結論になりました。図鑑によると、体長は2.1-2.5mm、本州・九州に分布するとのことです。(追記2016/05/29:科名が間違っていました。キスイムシ科です。



これは、またデコボコマルハキバガかな。



そして、これはダイズサヤムシガあたり。



クヌギカメムシの仲間。



それに、キバラヘリカメムシ





最後は小さな小さなノミバエたちです。最近はノミバエがよく目につきますが、ほかに虫がいないからかなぁ。
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