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家の近くのむし探検 虫と植物

の近くのむし探検 第423弾

最近、気温がちょっと下がってきたので、ちょこちょこと虫観察に行き始めました。でも、虫はあまり見当たりません。暑さにやられてしまったのかなぁ。今回は19日にいつも行っている道路わきの茂みで探した虫と植物です。



最初はワキグロサツマノミダマシかな。最近、よく分からなくなってしまいました。



薄暗い茂みに止まっていたチョウです。裏側の模様から、コムラサキかなと思っています。



これはフタツメオオシロヒメシャク



これはトウキョウキンバエ。これについては以前採集して、調べたことがあります。



そして、ヨツボシオオアリ



それから、これはアミメアリ。ササの葉なのですが、何をなめているのでしょうね。



ハムシがいたので、撮影してから採集しようと思っていたら、最初の撮影で下にポタっと落ちてしまいました。でも、見ていたら、途中で翅を広げて飛んでいきました。ハムシはいつも下に落ちるのですが、下を探しても見つからないのは、途中で飛んでいくからかもしれませんね。名前まではよく分かりませんでした。



これはナミガタチビタマムシ



これはヤドリバエの仲間かな。



道路脇の茂みを離れて、川の土手にある作業小屋の方に行ってみました。虫を探したのですが、全然いません。唯一いたのはこのアワダチソウグンバイでした。



近くにショウジョウトンボもいました。





植物の方はこのキツネノカミソリをいつも見ている道路わきの茂みで見つけました。



最後はアオツヅラフジの実みたいです。そろそろ夏も終わりになってきた感じです。何となく寂しいですね。
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虫を調べる ハリブトシリアゲアリ(♀有翅アリ2)?

昨晩、台風20号が家の近くを通過しました。雨も風も強く、大丈夫かなと思って12時頃までは起きていたのですが、気が付いたら寝てしまっていました。1時半ごろ、スマホのけたたましい音で目が覚め、起きて見てみると、土砂災害警戒情報の緊急速報でした。何度も起こされてはたまらないと思って、スマホの上に座布団を載せてまた寝たら、5時半にやはり音がして起こされました。今度は土砂災害警戒情報の解除のお知らせでした。解除の場合はあんな大きな音を出さなくてもよいのに・・・。仕方なく起きて、3日前に撮った羽アリの顕微鏡写真の整理をしました。



これは昨日検索した翅を落とした♀有翅アリと同じ日の16日に採集したものです。体長は奇しくも同じ7.1mmでした。調べてみると、昨日出したハリブトシリアゲアリと同じになりました。それで、今回は細かいところの写真は省いて、特徴的な写真だけ出しておきます。昨日の結果と比較してみてください。



まずは頭部のの写真です。額葉辺りの構造、頭盾の前縁中央が凹んでいるところなどよく似ています。



これは前伸腹節と腹柄の写真です。これも前日の個体と似ていますが、前伸腹節刺がはっきりしない感じです。



これは腹柄を背側から撮ったものです。腹柄節の形状は前日の個体とほぼ同じです。これが決め手になりました。



最後は翅脈です。翅脈の名称はいつものように次の論文を参考にしました。

K. S. Perfilieva, "Trends in Evolution of Ant Wing Venation (Hymenoptera, Formicidae)", Zoologicheskii Zhurnal 89, 965 (2010). (ここからダウンロードできます)

この論文は翅脈パターンの分類をしているのですが、それに当てはめてみると、今回はIVb型になりました。決め手は赤矢印で示した「1」と書いた部分です。これまで出てきたIIId型、IVe型はRs+MがRsとMに分岐する点がr-rsがRsと交差する点とほぼ等しかったのですが、これはかなり離れています。それで、IVb型だとしました。上の論文によると、この型はカタアリ亜科に多いのですが、ハリアリ型亜科群やフタフシアリ亜科にも見られるそうです。
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