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廊下のむし探検 ハエとハチ

廊下のむし探検 第858弾

21日のハエとハチの名前調べが残っていました。まだ検索が終わっていないので、科も分からないものばかりですが・・・。小さなハエは本当に大変ですね。





まず、この間調べたノミバエからです。これはトゲナシアシノミバエ亜科のMegaselia属でしたね。この間、ちょっと調べたので、この日はリバースレンズを使ってちょっと拡大してみました。でも、被写界深度が狭くなるので、なかなかうまく写りませんね。





中脚脛節背面に長い刺毛が2本が出ています。これはノミバエ亜科の方です。これについては以前も載せた次の2つの論文に検索表が載っています。

金子清俊ほか、「日本産ノミバエ科に関する研究 第1報」、衛生動物 12, 238 (1961) (ここからダウンロードできます)
田中和夫、「屋内害虫の同定法(3)双翅目の主な屋内害虫」、屋内害虫 24, 67 (2003) (ここからダウンロードできます)





写真がはっきりしないのですが、1)R2+3脈とR4+5脈に分枝する、2)中胸側板に毛がない、3)後脚脛節背側が細い溝で別れた剛毛列があるというので、Diploneura属かなと思いました。2)と3)は写真がはっきりしていていないので怪しいですが・・・。さらに、M1脈がS字型というので、Diplonera亜属まではいきそうです。本当かどうか分かりませんが・・・。ノミバエもしょっちゅう見ているといろいろな種類のいることが分かるようになりますね。





後はクロバネキノコバエと思われるハエです。左右の複眼がつながっています。



この間もいたヒゲナガヤチバエ



これはヤドリバエの仲間かなぁ。





この2種のハエはなんだか分かりませんでした。もし、採集していたら、今度調べてみます。(追記2016/12/28:そらさんから、「『これはヤドリバエの仲間かなぁ。』の次の写真はアタマアブ科の仲間で、その次はイエバエ科のシナホソカトリバエに似ていますね。」というコメントをいただきました。アタマアブ科というのは初めて聞きました。イエバエ科だったら、「日本のイエバエ科」があるので調べられるのですが、果たして採集してたかなぁ。今度調べてみます。そらさん、どうも有難うございました









この手のハチは今のところお手上げです。翅脈から、ヒメ、コマユ、ヒメ、ヒメかと思ったのですが、違っているかな。



このアリは採集したので、今度、調べてみます。早く冬が終わってもう少し大きな虫が出てくるといいのですけど、まだ、当分の間、この小さなハエやハチと相手をしなければなりませんね。(追記2016/12/27:この写真のアリの検索をしてみました。まず、これは翅の取れた雌アリでした。検索の結果、カタアリ亜科ヒラフシアリみたいです。有翅雌アリでも検索表が使えるようなので、ちょっと嬉しくなりました。これから顕微鏡写真を撮って、再度、確認してみます
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