FC2ブログ

廊下のむし探検 小さな虫たち

廊下のむし探検 第853弾

今日の昼間は気温も10度以上に上がり、ちょっと暖かい感じでした。そこで、午後から虫探しに出てみました。小さな虫も見逃さないぞと思いながら、マンションの廊下を歩いてみると、いるわいるわ全部で30種ほどの虫の写真が撮れました。ただ、どれも小さな虫ばかり。このうち、何匹かは採集してきたので、また、暇々に調べていこうかなと思っています。とりあえず、ハエやハチなどを除いて、分かったものだけ。





まずはチャタテムシからです。この模様、ちょっと記憶がありました。調べてみると、今年の4月に似たような模様のチャタテを調べていました。チャタテ科のTrichadenotecnum属だと思います。

K. Yoshizawa, "Systematic revision of Japanese Trichadenotecnum Enderlein (Psocodea: 'Psocoptera': Psocidae: Ptyctini), with redefinition and subdivision of the genus", Invertebrate Taxonomy 15, 159 (2001). (ここからダウンロードできます)

この論文には日本産Trichadenotecnum属22種について詳細に載っています。このうち、本州に棲んでいそうなのは8種。さらに、模様を比較すると、T. nothoapertumあたりがよく似ています。ただし、検索表は交尾器によるものなので、この写真では無理ですが、採集したので、今度、少し見てみようかな。



次はこのカスミカメ。たぶん、ケブカカスミカメだと思います。





これは小さなハムシです。体長を測ってみると3.6mmでした。調べてみると、以前にも見たことがあり、アカイロマルノミハムシだと思われます。





これはもっと小さな甲虫です。体長はわずか2.4mm。手作りの図鑑が役に立ちました。前胸背板の形、触角などがキスイムシ科に似ています。



早速、「原色日本甲虫図鑑III」を開いてみると、似た形の虫が載っていました。最終的には、前胸背板側縁の突起(写真の矢印)が前寄りという記述から、ヨツモンキスイにしたのですが、どうでしょうね。手作り図鑑、もう少し頑張って作ると私の住まい周辺の虫を調べるにはかなり役に立つようになるかも。





体長は測っていないのですが、1cmほどの比較的小さなハネカクシです。ハネカクシについては以前も書いたのですが、柴田ほか、「日本産ハネカクシ科総目録(昆虫綱 :甲虫目)」、九州大学総合研究博物館研究報告 11, 69-218 (2013). (ここからダウンロードできます)によると、日本産398属2262種。属さえ調べる意欲をなくしてしまいました。
スポンサーサイト



プロフィール

廊下のむし

Author:廊下のむし

カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
カウンター
月別アーカイブ