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廊下のむし探検 蛾いろいろ

廊下のむし探検 第600弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。まず、蛾を紹介します。この日最大のトピックスはこの蛾です。



そう、シンジュサンです。翅の先端が蛇の顔みたいですね。私はこれを見ると身震いをしてしまいます。



風が吹くと、ほとんど壁にくっつくようにしてへばりついています。如何にも飛びそうなので、私もびくびくして撮影していました。でも、意外にしっかりとつかまっています。昨年は6月12日と17日に見ていました。1年に1-2度見れればよいくらいの数が少なめの蛾です。



オビカレハはこの日2匹いました。いずれも地下駐車場です。一時期、毛虫がいっぱいいたのですが、それが羽化したのでしょうね。



これはヨツボシホソバです。この間も見ましたね。



それからアシベニカギバです。これもよく見ますね。



綺麗な蛾です。ナミガタシロナミシャクです。写真を撮ろうとちょっと近づいただけで飛び始めました。でも、すぐ近くに止まったので、今度は少し離れて撮りました。これも腹を曲げて止まるタイプですね。



遠くから見ると翅の白い部分が目立って、何だろう何だろうと思ってしまいました。でも、よく見るソトシロオビナミシャクだったのですね。「標準図鑑」を見ると、前翅中央部が幅広く淡色になる個体があると書いてありましたが、これのことですね。



外横線が脈上で黒くなっているので、初めはオイワケヒメシャクかなと思い、外縁に沿って黒い点があるのでサクライキヒメシャクかなと思ったりしたのですが、最終的にはウスキヒメシャクかなと思いました。でも、正直、よく分かりません。



これはホソスジキヒメシャクですね。翅が銀色に光っています。



これはコガタシロモンノメイガです。綺麗に写りました。



これはキベリトガリメイガ



それに、ミダレカクモンハマキかな。



この蛾の名前調べに時間がかかってしまいました。写した時は普通のヤマメイガかなと思ったのですが、よく見ると違いました。で、「標準図鑑III」をずっと見ていきました。キバガかなと思ったのですが、そこから先がなかなか進みません。それで、先日更新した画像リストを見ていたら、同種かその近縁と思われる種がいました。一回目は一昨年の6月7日です。その時は、フタクロモンキバガにしていたのですが、今見るとちょっと違うような感じです。もう一回は昨年の5月31日でした。その時は、ハイイロマダラノコメキバガにしていました。さて、何でしょうね。



最後は蛾ではなく、このヒオドシチョウです。ブログを初めて2年半、マンションではヒオドシチョウを見たことがなかったのですが、今年はこれですでに4回め。絶対、大発生しているのだと思いますけどね~。
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