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廊下のむし探検 シバスズ、蛾など

廊下のむし探検 第370弾

8月最後の「廊下のむし探検」の結果です。午後3時頃に回ったので、虫の数は少なかったです。今日はバッタ目から紹介します。



初めコオロギの仲間かなと思いました。でも、何となく違うので、いつもの「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」で調べてみました。模様がはっきりしているのですぐに見つかるだろうと思ったのですが、ニ、三度見直しても同じ模様の種は見つかりませんでした。ただ、頭部の模様が似ているなと思ったのはシバスズでした。でも、載っている写真は♂♀いずれもこんなに長い翅をしていません。例によって長翅型があるのかもと思って説明を読んでみたのですが、「体は茶褐色で側部に太い黒帯がある。明るく丈の低い草地にすみ、都市公園などにも普通」としか書かれていません。側部の太い黒帯については、ちょっと斜め上から撮影した写真があり、それを見ると何となく分かります。



それで、例によって「シバスズ」で画像検索を行うと、似た写真の個体が見つかりました。やはり長翅型のようです。

「生態図鑑」は写真が綺麗なのですが、説明のほとんどないところが困りものです。手元のいろいろな図鑑を調べてみました。結局、「原色日本昆虫図鑑(保育社)」と「原色昆虫図鑑(小学館)」という古い本が結構詳しく書いてありました。特徴を列挙してみると、

・6-7月と9-11月の年2化
・長翅型はよく飛ぶ
・頭部、前胸背、肢部には短毛が多い
・前翅(♀)と後翅に黒褐色の斑
・後脛節上の刺は中央部が黒色
・後腿節外面に褐色斜帯
・後腿節は太く、♀の産卵管は剣状で短い

ということが書かれていました。「前翅(♀)と後翅に黒褐色の斑」が上の写真に見える斑紋のことかどうかは分からなかったのですが、それ以外はだいたいこの2枚の写真から確認できました。シバスズには確かに長翅型があるようです。ということで、シバスズ♀長翅型で間違いなさそうです。



これはナミテントウですね。なんだか久しぶりに見る感じです。



こちらはカメムシの仲間で、ヒゲナガサシガメといいます。トレードマークの長い触角も前脚も無くなって悲惨な格好です。



これはノシメマダラメイガという蛾の仲間ですが、横から見ると、



こんな風に止まっていました。顔の部分だけを見ると、どちらが上か下かも分からないですね。



こちらはシロツトガです。白といってもちょっと模様があります。



ずいぶん目立つ色の蛾です。大きさは小さいので何の仲間だろうと思ったのですが、翅の形がハマキガと似ているので図鑑のハマキガのところを見たらすぐに見つかりました。アトキハマキという名前です。「廊下のむし探検」初登場かなと思ったのですが、記録を見たら昨年10月初めに見ていました。



これはこの間もいたホソオビキマルハキバガですね。



カノコガがまたいました。今頃、多いですね。



これも最近よく見ます。ウスバフタホシコケガです。翅に鱗粉ではなくて毛の生えている種でしたね。



そして、これはヨツボシホソバです。



それに、チャオビヨトウ



色があせてしまって模様がはっきり見えませんが、外横線の外側後縁にかすかに黒い点が見えているので、おそらくナミテンアツバではないかと思います。

最後はいつもクモになってしまうのですが・・・。



これは、チュウガタシロカネグモです。腹部前方に黒い点があるのが目印です。



面白い形で止まっています。腹部の形も変わっています。名前調べにはだいぶ時間がかかりました。おそらく、ヒメグモ科のムラクモヒシガタグモではないかと思います。都市部や林道などにいるとのことです。
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