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廊下のむし探検 キボシカミキリほか

廊下のむし探検 第116弾

昨日は虫の姿はあまり見かけませんでした。そんな中、カミキリムシにまた出会いました。どういうわけか、マンションの廊下ではカミキリムシをよく見かけます。



廊下を堂々と歩いていたので、遠くからでもよく分かりました。綺麗なカミキリです。キボシカミキリというようです。保育社の「原色日本甲虫図鑑IV」を見ると、この種にはいろいろな亜種がいるようです。説明を読む限り、前胸の黄色い縦条が中断し、斑紋は黄色く、触角の基部が白いなど、原種に似ているようです。



この甲虫の名前はなかなか分かりませんでした。触角がやけに短いということを手がかりに、甲虫図鑑をずっと見ていくと、ゴミムシダマシ科に似た種がありました。さらに、脚の脛節が幅広いとか、脚や翅の色、前胸の形などを手がかりに探していき、ミナミエグリゴミムシダマシ付近ということで、今度はネットを調べてみて、ヤマトエグリゴミムシダマシではないかということろまでたどり着きました。残念ながら、写真では大きさが分からず、確かではありません。今度はスケールを一緒に写すようにします。



これはカメムシの仲間です。模様の似た種が多いのですが、前胸が平坦で小さいので、おそらくオオモンシロナガカメムシではないかと思います。



ウスバカゲロウの仲間ですが、この間から出ている、ウスバカゲロウやマダラウスバカゲロウとは翅の模様が違います。調べてみると、ホシウスバカゲロウというようです。ウスバカゲロウにもいろいろな種類があるのですね。



地下駐車場の天井にいました。ベッコウハゴロモです。ストロボをたいたので、あちこち光って綺麗に見えます。

蛾はいつもの常連ばかりでした。



マエキオエダシャクですが、「マエキ」という名前の由来である、前翅前縁の黄色の筋がかすかに見えています。



翅の中央に白っぽい紋があるので、何だろうといつも思うのですが、翅の端に鎌状の黒い紋があり、いつものアカテンクチバであることが分かります。

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