廊下のむし探検 虫が極端に少なくなりました
廊下のむし探検 第110弾
この2、3日、マンションの廊下にいる虫が圧倒的に少なくなりました。もともと夏は少ないのですが、それにしても少ないです。最近は廊下と地下駐車場を合わせても10匹いるかいないかです。梅雨明けとともに、虫の季節も一段落ですね。今日は2日分の報告です。
まずは甲虫、カメムシから。
マンションの廊下でひっくり返っていました。もとに戻してあげたのですが、もうあまり動けません。図鑑で調べてみると、ノコギリカミキリのような感じですが、ニセノコギリカミキリとの区別が今一つはっきりしませんでした。
これはオオゾウムシですね。
ゴミムシの仲間だろうと思うのですが、名前まではよく分かりません。触角は無くなってしまったのでしょうか。
元気よく廊下を歩いていました。アカサシガメですね。マンションの廊下、初登場です。
次からは蛾です。蛾もメイガの仲間が多くなってきています。
翅の先が曲がってとがった独特の形をしています。こんな翅を持っているのはカギバガの仲間です。これはウコンカギバです。
小さな蛾で天井に止まっていました。写真で拡大して見ると、特徴ははっきりしています。これはソトジロコブガだと思います。小さくて灰色の蛾はコブガであることが多いです。
これも小さくて細長い蛾です。おそらく、ホソバヤマメイガだと思います。
これもメイガの仲間ですが、たぶんウスオビトガリメイガですね。
色はだいぶ違うのですが、この2匹は共にアカシマメイガだと思います。
最後にこの蛾なのですが、鱗粉がだいぶ無くなっていて、よく分かりませんでした。フトメイガの仲間であることは確かだと思うのですが。
夏になり、「廊下のむし」が少なくなってきたので、これから9月まで少し休憩ができます。また、顕微鏡やカメラの実験でもやってみようかな。
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