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廊下のむし探検 ミヤマクワガタほか

廊下のむし探検 第108弾

廊下を掃除するおばさんが、「カブトムシがいたよ」と言って、家まで持って来てくれました。私がいつも廊下の虫の写真を撮っているからでしょう。バケツに入った虫を見てみると、間違いなくクワガタです。どうもおばさんにとっては、カブトムシもクワガタムシも一緒みたいです。



ちょっと小型ですが、立派なミヤマクワガタです。喜んで写真を何枚も撮りましたが、ストロボをたいて写真を撮ると、大顎の影が邪魔になってしまいます。そこで、カメラレンズの先端部分にティッシュペーパを広げて影をなくしてみました。昨日はコクワガタ、今日はミヤマクワガタとクワガタのオンパレードです。



階段の手すりの柱に止まっていました。ウスバカゲロウの仲間ですが、翅にいろいろな模様が出ています。図鑑で調べてみると、マダラウスバカゲロウと言うそうです。



マンションの外にある階段の所で死んでいたのですが、色が綺麗なので撮影してみました。アカウシアブというようです。



地下駐車場の天井に止まっていました。アオスジアオリンガという種類です。以前はヤガ科リンガ亜科だったのですが、新しい図鑑では、コブガ科リンガ亜科になっていました。



これはヤガ科のキノカワガです。成虫越冬して、6月ごろに新しい成虫が出るので、6月から3月ごろまでいつでも見ることができます。(これもコブガ科に入っていました)



これはヤガ科のニレキリガです。キリガには、秋キリガ、越冬キリガ、春キリガがあるのですが、これは夏にでるキリガです。分類的にはキリガ亜科には違いないのですが、コスミア亜族という別の亜族として扱われています。



これも廊下で死んでいたのですが、マドガ科のスギタニマドガです。兵庫県ではレッドデータのCランクに入れられていますが、マンションでは時々見ます。



これはアカフマダラメイガといいます。マダラメイガの仲間は模様がはっきりしていて分かりやすいです。



似た種類が多いので、分かりにくい種です。外横線の曲がり具合だとか、翅の細さだとか、色の具合などで見分けるのですが、決め手がなくていつも困ってしまいます。とりあえず、シロテンウスグロノメイガとしておきますが、あまり当てにはなりません。
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