廊下のむし探検 アカジママドガ、ヒシモンナガタマムシなど
廊下のむし探検 第53弾
今日もいろいろな虫がマンションにやってきていました。まず、初めに蛾からです。
綺麗な蛾ですが、マドガ科のアカジママドガといいます。マドガ科は小さな蛾が多いのですが、比較的、綺麗な色をしています。
これはキハラゴマダラヒトリだと思います。ほとんど同じ模様で腹の赤いアカハラゴマダラヒトリもいるのですが、この辺ではほとんどキハラなので、キハラにしておきます。
これはシャクガ科のアカモンナミシャクです。本当は赤い紋の列が並ぶのですが、これはあまり目立ちません。
昨年末からの越冬組です。ヤガ科のカシワキボシキリガです。キリガ亜科のキリガです。
最後はこの綺麗な蛾です。小さいのですが、ミドリヒゲナガだと思います。実は、私にも初めてです。翅が金色に光ってとても綺麗です。なぜ緑という名前が付いているのかと思って、実体顕微鏡下でLED照明を当てて観察してみました。
照明の当て方で翅が緑色に見えました。それにしても後翅は紫なのですね。この個体はひげが短いので、メスの方です。
そのほかの虫も紹介します。
この大型のガガンボはマダラガガンボです。
この間も出てきたアメバチです。名前までは分かりません。
これは初めハエかなと思ったのですが、ネットで調べてみると、ニ
これはニンギョウトビケラです。マンションではいろいろな種類のトビケラが見られます。
長さ数ミリの小さい虫です。初め黒い紋からハマキガかなと思ったのですが、拡大してみてびっくり。甲虫でした。図鑑で調べてみると、タマムシの仲間でヒシモンナガタマムシのようです。これも初めて見ました。
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