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廊下のむし探検 最後の投稿

家の近くのむし探検 第459弾

3月28日に家の近くの中学校に行きました。今回はこの地域の写真を入れたカレンダーを作るのだそうです。私は虫ばかり写真を撮っているので、あまりカレンダー向きではないのですが、それでも、カレンダーにはどんなものを撮ればよいのかというような話をしてきました。

中学への行きしな、住宅の壁にこんな蛾が止まっていました。



翅が一様に半透明で中室端の黒条が見えるので、たぶん、ルリイロスカシクロバ。触角が鋸歯状なので♀。ところで、この写真を撮るとき困ったことが起きました。シャッターを押しても写真が撮れないのです。そして、忘れたころにガシャとシャッターが下りるのです。とうとう壊れたかと思って、いろいろ設定を変えたのですが、結果は変わりません。青い顔をしながら、この写真1枚だけを撮って中学校に向かいました。そして、途中で気が付きました。ひょっとしてセルフタイマーになっているのでは。調べてみると、確かにそうなっていました。でも、セルタイマーにするにはロックボタンを押しながらダイヤルを回さなければならないので、どうしてそうなったのだろう。

帰りにマンションの改修工事の時に通った公園にも行ってみました。この日は風が強くて、ちょっと写真には向かないなとは思ったのですが・・・。



葉の上に止まっていたタマバエが風で翅が広がり、こんな姿で必死に葉に捕まっていました。



桜の木にはハエが止まっていたのですが、名前はよく分かりません。

これでYahoo!ブログ「廊下のむし探検」は最後になります。2012年10月12日にブログを始めてから今回でちょうど2200回目となりました。今日まで日数を数えてみると2362日になるので、ほとんど毎日のように出していたことになります。身近にいる虫の名前ぐらいは知りたいなという単純な動機から始まったブログでした。初めは蛾以外はほとんど何も知らなかったのですが、この6年半、皆さんに助けていただき、また、多くの論文を読み、図鑑を買い漁り、少しずつ親しみある虫ができ始めました。まだ、集計が終わっていないのですが、たぶん、2500種くらいの動物の名前が分かったことになりそうです。そして、そのほとんどが昆虫です。

もう少しこのまま続けたかったのですが、今年末のYahoo!ブログのサービス終了に備えて、ここでとりあえずこのブログを終了したいと思います。といっても、今後も虫の名前調べを続けていきたいので、gooブログに新「廊下のむし探検」というブログを開設しました。今までと同じようにできるかどうか分かりませんが、こちらの方もまたよろしくお願いします。なお、植物や鳥などについては別のブログにしようかと思っていたのですが、はてなブログに開設した「里山散策」というブログにあまりに訪れる人がいないのでどうしようかと迷っています。gooブログは今後グループを選択して投稿するのではなく、ハッシュタグを使うようになるというので、ひょっとしたらそのまま新「廊下のむし探検」に載せるようになるかもしれません。


(「いらすとや」さんの可愛いイラストを転載させていただきました)

それでは、皆さん、さようなら。
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廊下のむし探検 ハエ、キジラミ、ハバチ

廊下のむし探検 第1095弾

3月20日の分がまだ残っていたので、出しておきます。



最初はノミバエです。脛節に刺があるようなないような。無ければ、トゲナシノミバエ亜科になります。



次はユスリカの♀。翅に黒い筋が走っているのでヤマユスリカ亜科かな。



「図説日本のユスリカ」によると、ヤマユスリカ亜科であることを確かめるにはこの4項目を見ればよいことになっています。



こんな生態写真なのではっきりとはしないのですが、あえて見るとMCuがあるような気がします。そして、FCuはそれより基部側です。R2+3脈も辛うじてあるような感じです。ということで、怪しいながらヤマユスリカ亜科かなと思っています。ヤマユスリカについては以前詳しく調べたことがあります。その時はタカタユキユスリカになったのですが、今回は盾板の模様が違うので別種の様です。



真っ白になってよく分かりませんが、たぶん、いつも見ているクロツヤニセケバエ



このユスリカ♂はエリユスリカ亜科ではないかと思います。



これはキジラミの仲間です。キジラミについても以前調べたことがあります。その時はリンゴキジラミ属になって、その先の種の検索で行き詰ってしまいました。今回も一応、採集したのですが、膨大な検索項目があるので気合を相当入れないと駄目ですね。







こちらは翅脈に三分岐(triozine)が見られるので、トガリキジラミの仲間です。そして、たぶん、以前調べたサトオオトガリキジラミだと思います。





最後はハバチの仲間です。この仲間はどれも似ているので、慎重に見ていかないといけません。



「絵解きで調べる昆虫」には分かりやすい検索表が載っているので、それに従って調べていくと、ハバチ科マルハバチ亜科になりました。その手順を書いておくと以上のようになります。赤字は写真からよく分からなかった部分ですが、今見ると①は2枚目の写真で分かりますね。たぶん、ハバチ科は大丈夫だと思いますが、黒字の部分だけ写真で見ていきます。





ポイントになるところには検索の番号を書いておきました。写真を撮るときにはこんなところが分かるように撮らないといけませんね。これで3月20日分は終わりです。

雑談)この「廊下のむし探検」も後4日で終わりになります。投稿するときに、「Yahoo!ブログ サービス終了のお知らせ」と赤字で大きく出るのを見ると、早くやめろやめろと言われているようで、ちょっと寂しくなってしまいます。一応、4月1日からはgooブログの方に出すことにしますが、だいぶ落ち込んでいるのでどれだけ気合を入れて続けられるか不安です。5月になったらこの「廊下のむし探検」と「なにこれ生き物探検」は共に、「はてな」か「ライブドア」に移そうと思っています。前者は主に書庫として使い、後者はそのまま続けていこうと思っていますが、以前の記事へのリンクがみな消えてしまうし・・・。家族はやめる潮時だよというのですが、次にやることがまだ思いつかないので、もう少し続けるしかないかなと思っています。

廊下のむし探検 ハエ、カワゲラなど

廊下のむし探検 第1094弾

3月20日にマンションの廊下で見た虫の続きです。虫が増えてくるのは良いのですが、名前調べがだんだん大変になりますね。





タマバエが2匹いました。最近、手作り図鑑を作る際にタマバエも調べ直しました。両方ともLestremiinae亜科のCamplylomyaza属かなと思うのですが、Neurolyga属も触角にある感覚子の形状が違うだけだったので、よくは分かりません。



これはこの間から見ているヒラタコエグリトビケラだと思います。このトビケラについては以前調べたことがあります。





これは早春によく見かける小形のオドリバエです。今回は採集していたので、今日、調べてみました。結局、以前調べたオドリバエと同じだったようです。その時は翅がくしゃくしゃになって、Rhamphomyia属までしか調べられなかったのですが、今回は冷凍庫に入れておいたので翅は無事でした。代わりに触角がとれてしまったのですけど・・・。



R4+5脈が分岐していないので、Rhamphomyia属は確かそうです。そのほかに、黒矢印で示したようにCuA+CuP脈が翅縁にまで達していないこと、白矢印で示した小翅片裂刻が鈍角か直角、それに♂が合眼的というところから、ヒメオドリバエ亜属 Pararhamphomyiaの可能性があります。ただ、この亜属には34種いるので、種まではまだまだです。後脚第1跗節がずいぶん太い印象です。一応、顕微鏡写真を撮ったので、今度まとめて出す予定です。



これはこの間から調べているアミメカワゲラ科です。今のところ、一応、ヒメカワゲラ属だろうというところまで達しています。



この日はもう一匹カワゲラに出会えました。これはオナシカワゲラの仲間です。一応、採集したので調べてみたら、オナシカワゲラ属 Nemouraまでは達しました。これは♀だったのですが、後は腹部末端構造との比較です。



「原色川虫図鑑成虫編」に載っている図と比較すると、前生殖板と弱く節片化した部分などがケフサオナシカワゲラ Nemoura redimiculum♀とよく似ています。これではないかと思いました。詳細はまた次回にでも載せます。

廊下のむし探検 甲虫、カメムシ

廊下のむし探検 第1093弾

3月20日にマンションの廊下を歩いていて見つけた虫です。最近は暖かい日と寒い日が繰り返していますが、虫は確実に増えてきています。





最初はこのハムシです。後脚腿節が太いのでノミハムシの仲間であることは確かなのですが、名前はまだよく分かりません。確か、捕まえたと思うので、今度調べてみたいと思います。



ナナホシテントウもいました。







このゾウムシ。3匹もいました。以前、調べてムネスジノミゾウムシだろうということになったのですが、どうだか分かりません。



これはヒゲナガホソクチゾウムシ



これはたくさんいるムラサキナガカメムシ





似た種にセスジヒメナガカメムシがいるのですが、これは両方ともヒメナガカメムシではないかと思います。虫はまだたくさん残っているのですが、まだ調べてないので次回に回します。

雑談1)Yahoo!ブログが終了になるので、新しいブログに移ろうと思っているのですが、まだ、移動先で迷っています。最初にFC2ブログでテスト的に開設したのですが、スマホで見たときに広告がうるさいのと、入力がやや難しかったので、次に、はてなブログにしようと思ってこちらにもテスト的にブログを開設してみました。でも、昆虫関係のブログがまったく見当たらないのと、ブログの検索ができないとか、新着ブログを見ることができないとかで、ブログを投稿してもまったく反応がないのがちょっと寂しくなりました。それで、昨日はライブドアブログにも開設してみたのですが、こちらは投稿はしやすいのですが、検索と新着は同様で反応もはてなとほとんど同じでした。

そこで、Yahoo!で移行ツールは用意してくれないものの、ちょっと馴染みのあったgooブログでもブログを出してみました。このブログはYahoo!ブログとよく似ていて、虫関係のブログもそこそこあるので訪問者もいるし、新着ブログを見ることができ、ブログの検索もできるしと、何となくやっていて安心感があります。それで、新「廊下のむし探検」はgooブログで開こうと思っています。今あるYahoo!ブログははてなか、ライブドアのどちらかに移行して書庫として使っていこうと思っています。紆余曲折しましたが、今のところ、この可能性が高いです。

雑談2)今日は家の近くで植物観察会があったので参加してきました。歩けば30-40分ほどで行ける距離なのですが、それを4時間ほどかかって歩きました。寒くてぶるぶる震えるような天候だったのですが、アマナ、セキショウ、シキミ、ヤマウグイスカグラなどの花が見られ、植栽と植えられているモクレン、レンギョウ、サンシュユ、アセビなどが真っ盛りでした。観察会の様子はまた今度書きます。

家の近くのむし探検 河原で虫探し

家の近くのむし探検 第458弾

18日に家の近くにある河原に行ってみました。もう相当暖かくなったので、そろそろ虫も出ているかなっと思って。調べてみると、「家の近くのむし探検」と題して投稿したのは12月15日が最後でした。外ではほとんど虫を撮っていなかったようです。2月初めにかかった風邪の後遺症で咳がいまだに続いているので、外に出るのを控えていたこともあったのですが・・・。





まず最初にマンションを出てすぐの道端に点々と咲いているスミレに気が付きました。これはノジスミレかな。久しぶりに外で写真を撮るのでちょっとうきうきしました。急いで河原まで歩いていきました。





ぱっと見では虫の姿は見えないのですが、しゃがみ込んでじっくり見ていると、あちこちでもぞもぞ動いているのが見えてきます。これはシラホシコゲチャハエトリの♂。





これは小盾板に一対の白い筋があるので、アムールシロヘリナガカメムシ







こんなテントウがいました。これは「廊下のむし探検」初登場でなかったかな。マクガタテントウです。



コモリグモもかなりいます。このくらいの大きさだとちょっと引きますね。「日本のクモ」を見ると、ウズキコモリグモ辺りのPardosaに似ている感じです。「日本産クモ類」は買ったのですが、ちっとも活用していなかったので、ちょっと見てみました。Pardosaはオオアシコモリグモ属のことです。この属はオオアシコモリグモ亜科に含まれていて、日本産は25種です。外形的な特徴についてもいろいろ書かれてはいるのですが、ぱっと見で分かるのは、明るい正中斑と明るい側斑があって、第4脚の蹠節が膝節と脛節の合長より長いこと、後疣が前疣より短いことなどなどかな。蹠節というのは昆虫でいうと跗節第1節のことのようで、膝節は腿節と脛節の間の短い節を指すようです。このとき撮った写真をいくつか見てみたのですが、どれも第4脚にピントがあっていなくてよく分かりません。何となく、それほど長くもないような・・・。



そのすぐ近くで前に行ったり後ろに跳んだりと奇妙な動きをしている別の個体がいました。



しばらく見ていると前の孔から別の個体が出てきました。出てきたのが♀で、飛び跳ねていたのが♂なのかもしれませんね。





小さな小さなハムシがいたので、捕まえようと思ってチャック付きポリブクロを近づけたら逃げられてしまいました。しばらく見ていると、今度は色の違う個体が現れました。これも逃げられてしまいました。共にノミハムシの仲間なのですが、よくは分かりません。



これはシラホシコゲチャハエトリの♀。





例年この場所で見かけるハネカクシです。脚が黒いのでたぶん、フタホシメダカカネカクシではないかと思っています。



こちらはヒシバッタ。小さいので幼虫でしょうね。





河原に沿って用水路が流れているのですが、それに沿って歩いてみました。ここはいつもツクシが生えるのですが、どうなっているかなっと思って。ちょっと遅かったです。皆、こんな感じで伸びきっていました。探し回ってやっと生えたてのも見つけました。今年は早いのかな。





用水路沿いに建てられた塀にカワゲラの脱皮殻がついていました。



それにオドリバエ。どうも背景の方にピントがあってしまって駄目ですね。



帰りにマンションの廊下の天井に止まっている蛾も撮りました。これはウスベニスジナミシャク



二日前にも見たチャマダラキリガ



それにホソウスバフユシャクです。
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